米セキュリティ機関、マルウェア「Taidoor」に関する詳細情報公開 中国政府が利用か

米政府機関の連携捜査を通じ、中国政府が使っているマルウェア「Taidoor」を突き止めたとしている。

» 2020年08月04日 13時28分 公開
[鈴木聖子ITmedia]

 米国土安全保障省のサイバーセキュリティ機関CISAと米連邦捜査局(FBI)、米国防総省は2020年8月3日、「Taidoor」と呼ばれるマルウェアについての分析レポート(MAR)を公開した。複数の米政府機関が連携して捜査を実施し、中国政府が使うマルウェア「Taidoor」を突き止めたとしている。

 FBIは、中国政府が被害者のネットワークに潜伏して悪用する目的で、プロキシサーバを併用してマルウェアを利用していると推測する。

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