アプリやツール間のID連携を「ノーコード」で Oktaが新たな自動化機能を発表セキュリティ要件やコンプライアンス対応機能も搭載

IDaaSを手掛けるOktaが新機能「Okta Customer Identity Workflows」を発表した。ユーザーが利用するアプリケーションや内製システムなどのID情報連携をノーコードで自動化する他、セキュリティ要件への対応も可能にする。現在は一部のユーザーのみの公開だというが、そのデモ画面がオンラインイベントで公開された。

» 2020年10月13日 07時00分 公開
[高木理紗ITmedia]

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 ID管理サービス(IDaaS)「Okta Identity Cloud」(以下、Okta)を手掛けるOktaは2020年10月9日、自社開催のオンラインイベント「Okta Showcase 2020」で、Oktaユーザーに向けた新機能「Okta Customer Identity Workflows」(以下、Okta Identity Workflows)を発表した。ID管理作業の自動化をノーコードで実現する。米国に本拠地を置く同社は、2020年9月に日本に進出したばかりだ。

Oktaのダニエール・キュセラ氏

 Oktaによれば、同機能は、コンソールのドラッグ&ドロップ操作だけでID管理を含むタスクやロジックを自動化できる。また、Oktaが既に発表している開発者向け連携機能「Okta Hooks」から、カスタムコードを通して操作することも可能だ。

 Okta Showcase 2020に登壇したダニエール・キュセラ(Danielle Kucera)氏(シニアプロダクトマーケティングマネージャー)は「Okta Identity Workflowsを使えば、業務上必要なツールやサービスをOktaに簡単に接続できるようになる」と話した。

ノーコードでどこまで設定、管理できるのか 公開されたデモ画面の様子

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