AdobeのAcrobatとAcrobat Readerに緊急の脆弱性が発見された。この脆弱性を突かれると任意のコードが実行される危険性がある。すでに悪用が確認されていることから、該当する製品を使用している場合には直ちにアップデートを適用してほしい。
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人気の高いプロダクトはサイバー犯罪者にとっても人気が高いため、管理者は頻繁にセキュリティ情報をチェックし、適切なアップデートの適用が欠かせない。
Adobeは2021年5月11日(現地時間)、「Adobe Acrobat」および「Adobe Acrobat Reader」に緊急の脆弱(ぜいじゃく)性が存在すると伝えた。これら脆弱性を利用されると、アプリケーションを実行するユーザーコンテキストで任意のコードが実行される危険性があるとしている。一部の脆弱性については既に悪用が報告されている。
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