運送データを可視化して業務を改善 ウイングアーク1stが「IKZOアナリティクス」を提供開始

ウイングアーク1stは、「IKZOアナリティクス」の提供を開始した。運送会社でのドライバーの不足や時間外労働の上限規制への対応、デジタル化の遅れなどの課題に向けて運送会社のデータを可視化する。

» 2021年05月21日 07時00分 公開
[ITmedia]

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 ウイングアーク1stは2021年5月20日、運送会社のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援するクラウドサービス「IKZO」を発表した。同日から、運送会社のデータを可視化して業務改善を図るサービス「IKZOアナリティクス」も提供する。

クラウドサービス「IKZO」のロゴ(出典:ウイングアーク1st発表のプレスリリースより)

 ウイングアーク1stによれば、トラック運送業界は、2018年12月に改正された貨物自動車運送事業法の順守に向けて業務改善が急務となっている。同業界は、他にもドライバーの不足や、2024年4月には時間外労働の上限規制が始まるなど、多くの課題を抱えているという。

 こうした状況において、運送会社の中には、いまだにFAXや紙の帳票で業務を実施するところも多く、デジタル化による業務改善と経営状況の改善が求められている。

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