NVIDIAのJetson向けのSDKに複数の脆弱性が見つかった。数百万台が出荷済みと考えられる。
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NVIDIAが提供するSoM(System on Modile)製品である「NVIDIA Jetson」にサービス妨害攻撃(DoS: Denial of Service attack)やデータ窃取につながる脆弱(ぜいじゃく)性が存在することが明らかになった。
NVIDIAは2021年6月18日(現地時間)、NVIDIA Jetsonシリーズの複数製品に存在する脆弱性を修正するアップデートの提供を開始した。この脆弱性を利用されると、特権昇格やサービス妨害攻撃、データ窃取などを実施される危険性があるとされる。
NVIDIA Jetsonは、CPUやGPU、PMIC、DRAM、フラッシュ ストレージを搭載したエッジデバイス向けのハードウェアだ。AI処理に適した構成で用途ごとに複数のラインアップを展開する。今回脆弱性が報告されたのは、このNVIDIA Jetson向けのソフトウェア開発キット(SDK)の脆弱性だ。
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