Society5.0に向けたデータ管理フレームワークとは? 経産省がパブリックコメント募集

経済産業省は、将来求められる新たなデータマネジメントの在り方と実現のためのフレームワークについて骨子案を示し、パブリックコメントを開始した。データマネジメントを定義し直し、必須要素を挙げた上で、幅広い意見を募る。

» 2021年07月20日 07時00分 公開
[ITmedia]

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 経済産業省商務情報政策局のサイバーセキュリティ課は2021年7月15日、「データによる価値創造(Value Creation)を促進するための新たなデータマネジメントの在り方とそれを実現するためのフレームワーク(仮)」の骨子案に対するパブリックコメント(意見公募手続)を開始した。

 経済産業省は、サイバー空間とフィジカル空間を融合させて経済的発展と社会的課題の解決を両立する超スマート社会「Society5.0」の実現をはじめ、データのつながりから新たな付加価値を創出する概念として「Connected Industries」を提唱している。これらの概念は、サイバー空間においてつながるデータの内容が正しいことを前提としており、データがつながりの信頼性を確保する基点になっている。

フレームワークの骨子案は、読者としてデータ利活用に関するサービスに関わるベンダーやユーザー、設計やガイドライン設定などに携わる担当者などの層を対象にする(出典:経済産業省のプレスリリース)

国民から意見を募集 経産省が定義する「データマネジメントの姿」とは

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