データセンター「建設ラッシュ」の原因は? IDCが国内データセンター投資予測を発表

IDCは、国内データセンター事業者のデータセンター投資の予測を発表した。2022年は対前年比21.2%増の2236億円、2023年は同1.8倍の4000億円超になる見込みだ。建設ラッシュが起きた原因は何か。

» 2022年06月02日 07時00分 公開
[ITmedia]

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 IDC Japan(以下、IDC)は2022年5月31日、国内データセンター事業者の投資予測を発表した。

 同予測ではデータセンターの建物や電気設備、冷却システムなどの新設や増設にかかる投資額を予測している。2022年は対前年比21.2%増の2236億円、2023年は同1.8倍の4000億円超と建設ラッシュが到来する見込みだ。2024〜2026年は成長率は鈍化するものの、毎年4000億円を超える投資規模が継続するとIDCは予測する。

事業者データセンター新設/増設投資予測:2021〜2026年(出典:IDCのプレスリリース) 事業者データセンター新設/増設投資予測:2021〜2026年(出典:IDCのプレスリリース)

建設ラッシュの原因は? 人手不足や建設コスト上昇の問題も

 IDCは建設ラッシュ到来の原因について、以下のように分析する。

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