データ統合の分野でMDS(Modern Data Stack)というキーワードが注目を集めています。今までの技術とどんな違いがあるのでしょうか。
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データ統合の分野で「MDS」(Modern Data Stack)というキーワードが注目を集めています。
「言い出しっぺ」とされるベンダーFivetranによれば、MDSはデータ統合の根本的な新しいアプローチとして「最新のデータスタックがクラウドでホストされ、ユーザーによる技術的な設定がほとんど必要ないこと」を特徴としており、導入や利用に当たっての技術ハードルが低く、データ接続や処理に工数を割かずに使えることが条件とされています。
ちなみにFivetranはデータパイプライン自動化サービスを提供する企業です。従来主流だったETL(抽出〈Extracting〉、ロード〈loading〉、変換〈Transforming〉)型の処理プロセスだけではなく、データをロードした上でクラウドデータウェアハウスの機能を生かしたデータ処理を実装する方法にも対応します。各種コネクタや接続先APIの仕様変更への対応も担うため、メンテナンスなどの負担が少ないといいます。
※本稿は2022年5月10日配信のメールマガジンに掲載したコラムの転載です。購読はこちら。
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