スタバがWeb3分野に参入 NFTと「サードプレース」の相性はいかにRestaurant Dive

Starbucksは、NFT参入を表明した。現時点では詳細は明らかにされていないが、同社の幹部は、NFTがブランドコンセプトである「サードプレース」の構築に貢献するものだと説明している。

» 2022年06月06日 08時00分 公開
[Natalie KoltunRestaurant Dive]

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Retail Dive

 Starbucksは2022年5月3日(現地時間)、同社の四半期決算説明会で、同年後半にNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)のコレクションを発売し、Web3分野への参入を予告した(注)。

 Starbucksは、NFTコミュニティーを「環境的に持続可能な」Web3プラットフォームに構築すると述べている。これについての詳細は不明だが、同チェーンの既存のサステナビリティへのコミットメントに沿ったものとみられる。

 同社の幹部は説明会で、「NFTは、Starbucksのブランドコンセプトである『サードプレース』(自宅と職場の間にある心地よい場所)の拡張に貢献する」と語った。

スタバのNFT参入は“吉と出るか凶と出るか” 同社が見据える将来構想

 NFTは2022年に最も話題になっている技術用語の一つだ。しかし、Wall Street JournalがNFT市場が「横ばい」であることを詳細に報じたのと同日に、Starbucksの発表は行われた。

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