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» 2022年06月20日 08時00分 公開

Broadcomがエンタープライズソフトウェア領域に突然の移行? VMwareの顧客が抱く疑問とは

BroadcomはVMwareの研究開発に投資するのか、それとも「ドル箱」を探しているのか。アナリストの予測から読み解く。

[Naomi Eide,ITmedia]

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CIO Dive

 無線や通信インフラ向けの半導体製品に加えソフトウェアなどを製造販売するBroadcomと仮想化ソフトウェアの開発や販売を手掛けるVMwareの610億ドル(約8兆2000億円)での統合が2022年5月26日(現地時間)に正式発表された。投資家がBroadcomの株式に注目する中、VMwareの顧客の中には疑念を抱く者もいる。

 IT分野の調査会社Gartnerによると、VMwareは仮想化インフラストラクチャソフトウェアの世界市場の70%以上を占め、50万社以上の顧客を有する。VMwareはほぼ全てのデータセンターに導入され、クラウド領域のアプリケーションを接続する。

買収の目的は「ドル箱」か

 半導体開発で知られるBroadcomにとって、VMwareの買収は戦略的転換となる。VMwareはソフトウェア売上の49%を占め、買収されたあともブランド名を保持する。

 企業のCIO(最高情報責任者)の中には、急いで事実確認を行う者もいるかもしれない。IT分野のアドバイザリービジネスを手掛けるThe CTO AdvisorのCEO兼創設者、キース・タウンセンド氏は「Broadcomはチップ製造業者で、VMwareを買収する以前はCIOが気に留める企業ではなかった」と述べる。

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