Wing Securityが、SaaSアプリケーションの利用増加に伴い、シャドーITのリスクが高まっていると報告した。ただし、状況を把握し適切な対策を採ることでリスク軽減は可能だ。
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Wing SecurityはSaaSアプリケーションの利用増加でシャドーITが企業において重大な懸念を生み出していると指摘した。同社の調査によれば、多くの企業で従業員が制御外のSaaSアプリケーションを利用しており、セキュリティリスクが高まっている。ただし、適切な対策を講じることでリスクは軽減可能であると説明されている。
Wing Securityが報告している主な内容は以下の通りだ。
企業はポリシーを策定したりIT部門などを通じて従業員が使用するソフトウェアや情報技術に関して一定の制限を設けたりしている。シャドーITはこうした組織の設ける制限を回避して従業員が自主的に導入したり利用するソフトウェア技術を指しており、仕事の効率化という利点がある一方、企業の管理を外れるためセキュリティリスクが高くなるという問題があるという。
Wing SecurityはSaaSアプリケーションの普及によってシャドーITのリスクが高まっている実態を指摘している。ただし、こうしたリスクは適切な対策を講じることで軽減でき、多くの場合は完全に回避することが可能だと説明している。
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