VMwareが脆弱性を公表した。該当する製品を使っている場合は迅速なアップデートが望まれる。
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VMwareは2023年4月20日(現地時間)、「VMware Aria Operations for Logs」に複数の脆弱(ぜいじゃく)性が存在すると伝えた。これらの脆弱性はデシリアライゼーションとコマンドインジェクションに関連しており、それぞれ緊急(Critical)および重要(Important)と評価されている。VMwareは既に修正したバージョンを公開しており、該当製品を使用している場合は迅速なアップデートが推奨されている。
VMwareが公開した脆弱性を悪用された場合、root権限で任意のコードやコマンドが実行される可能性がある。
今回のアップデートで修正対象となっている脆弱性を以下の通りだ。
脆弱性が存在するとされる製品は以下の通りだ。
脆弱性が修正された製品は以下の通りだ。
VMwareはこの脆弱性を緩和したり回避したりする一時的な方法は存在しないとしており、脆弱性が修正されたバージョンへのアップデートを推奨している。
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