KyndrylはEcosystmが実施した「Global Sustainability Barometer」の調査結果を発表した。85%の企業が持続可能性を重視しているが、実際に取り入れているのは16%にすぎず、統合や実行に支援が必要だという。
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Kyndrylは2023年12月4日(現地時間)、Microsoftの協力の下、Ecosystmが実施した「Global Sustainability Barometer」の調査結果を発表した。
Global Sustainability Barometerはアジアや欧州、中東、アフリカ地域(EMEA)、南北アメリカの16カ国のテクノロジーおよびサステナビリティに関する9つの業界のグローバル企業、中小企業のビジネスリーダー1523人を対象に2023年9〜10月にかけて実施した調査だ。
調査結果によると、85%の企業が持続可能性の目標達成を高い戦略レベルで重視しているが、サステナビリティを戦略とデータに取り入れている企業が16%と少数であったことが明らかになった。
調査結果の主な内容は以下の通りだ。
調査では持続可能な企業を構築していくためのベストプラクティスとして以下の項目を挙げている。
気候変動などの世界的な課題に直面し、企業はサステナビリティに関する取り組みを進めることが急務となっている。しかしCEOや取締役会が認識を持っていても技術との連携が不十分であったり戦略への落とし込みができていなかったりなど、実態が伴っていない現状が明らかにされている。
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