電話で“嫌な”経験をしている人は20〜30代に多く、電話に手が取られることに不快感を覚える人が多数となった。
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電話AI SaaS「IVRy(アイブリー)」を提供するIVRyは、毎年12月16日の「電話創業の日」に先駆け「電話に関する調査」(回答者数:1108人)を実施した。幅広い世代に向けて「電話で“嫌な”経験をしたことがあるかどうか」を聞いた。いったいどういった経験だろうか。
電話の受け手、かけ手でそれぞれ嫌な経験をしたことがあるか聞いたところ、「嫌な経験をしたことがある」と回答したのは、「受け手」が49.9%、「かけ手」が51.0%で、受けて、かけ手に関係なく2人に1人は嫌な思いをしていることが分かった。
年代別で見てみると、「嫌な経験をしたことがある」という人は20代、30代に多く、40代を境に減少している。
次に「電話で嫌な経験をしたことがある」と回答した人に向けて、具体的な経験を聞いた(複数回答可)。受け手は1位が「重要ではない電話が多い/営業電話が多い」(32.5%)、2位が「突然の電話対応で、業務が中断されてしまった」(29.4%)、3位が「電話で嫌がらせやクレームを受けた」(29.0%)であった。
かけ手は、1位が「電話をかけてもつながらなかった」(47.5%)、2位が「保留が長くて電話時間が長くなった」(47.1%)、3位が「たらい回しにされた」(41.4%)であり、電話を活用して短時間で問題を解決したいにもかかわらず上手くいかなかった経験が上位となった。
具体的なエピソードを聞いたところ、受け手としては「営業電話などの緊急性を伴わない電話への応答」や「自身で対応しきれない電話へのストレス」などが挙げられた。
かけ手としては、「なかなかつながらない」「たらい回しにされた」など、電話で解決できなかった経験やそれにより通話料が発生してしまうことへのストレスなどが挙げられた。
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