会計ソフトを提供する弥生は、AkamaiのWebアプリケーションファイアウォール製品やDDoS対策などを導入し、セキュリティ対策を強化したと発表した。
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アカマイ・テクノロジーズは2024年6月3日、会計ソフトウェア「弥生シリーズ」を提供している弥生が、AkamaiのWebアプリケーションファイアウォール(WAF)/DDoS対策、不正ログイン対策、Webスキミング対策を導入し、サイバーセキュリティレベルを向上させたと発表した。
弥生は、弥生シリーズをはじめとしたSaaS事業の強化に取り組んでおり、登録ユーザー数は310万を超えている。セキュリティ対策を強化した背景にはユーザー数増加や利用形態の多様化に伴い、24時間365日のシステム稼働が求められるようになったことが挙げられている。
弥生が今回導入したセキュリティ対策は以下の通りだ。
弥生シリーズは会計データなど機密性の高い情報を取り扱うことや、金融機関が求める厳密なセキュリティ対策に対応するため、すでにWAFなどのセキュリティ対策を導入している。ユーザー数の増加や利用形態の多様化によって、24時間365日のシステム稼働が必要になってきたなどの理由で、さらに高品質なセキュリティを提供できるサービスへの移行を検討し、今回のAkamaiのサービス導入につながったとしている。
弥生で管理本部人事総務部マネジャーを務める石井智之氏は「Akamaiは検討時からサポートが手厚く、自社に最適なセキュリティ対策を導入しやすいと感じた。高品質なサポートに支えられたおかげで導入や運用も安心して推進でき、弥生シリーズの安全レベルを大幅に高められた」と語った。
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