SAP S/4HANAの導入におけるトラブルは頻繁に話題になっているが、移行に成功した企業も存在する。導入に成功したパナソニックと伊藤忠の工夫を届ける。
「SAP S/4HANA」への移行で障害が発生すれば、商品の在庫管理や出荷、決算業務などさまざまな場面でトラブルが生じ、企業への影響は計り知れない。しかし、移行を避けてレガシー化したERPを利用し続けることは、企業の競争力低下につながるリスクがある。
もちろん移行に成功する企業も存在する。パナソニックグループ(以下、パナソニック)はツールを活用してリプレースを標準化し、100拠点のSAP S/4HANA導入に成功した。また、伊藤忠商事(以下、伊藤忠)はグローバル15拠点のテストを効率化し、テスト実行時間を38%、総テスト工数を65%削減した。本ブックレットでは、パナソニックと伊藤忠のSAP S/4HANA導入における工夫を届ける。
本ブックレットは、キーマンズネットで掲載した解説記事を基に制作しています。
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