Gigamonは「2024 Hybrid Cloud Security Survey」を公開し、世界のセキュリティリーダーがサイバー犯罪に対して劣勢に立たされている状況を示した。深いオブザーバビリティとゼロトラストの重要性が強調されている。
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セキュリティ企業のGigamonは2024年6月18日(現地時間)、「2024 Hybrid Cloud Security Survey」を公開した。この調査結果は世界のセキュリティリーダーがサイバー犯罪に対して劣勢に立たされつつある現状を明らかにしている。
2024 Hybrid Cloud Security Surveyはオーストラリアやフランス、ドイツ、シンガポール、英国、米国の1033人のセキュリティリーダーやITリーダーを対象に実施したオンライン調査の結果をまとめたものだ。Gigamonが委託し、Vitreous Worldと共同で実施されている。
2024 Hybrid Cloud Security Surveyの主な注目ポイントは以下の通りだ。
Gigamonで最高セキュリティ責任者(CSO)を務めるハイム・マザル氏は次のように述べている。
「組織のツールスタックが不十分であることは明らかであり、攻撃者が脆弱(ぜいじゃく)性を突いて検知を恐れることなく被害組織に侵入し、恐喝することを可能になっている。進行形の脅威を検知し、修復できる組織は4社に1社にすぎない。リアルタイムでネットワーク由来のインテリジェンスと、横方向のトラフィックや暗号化されたトラフィックを含む移動中の全てのデータに対する洞察がなければ、悪質な行為者は大混乱を引き起こし続けることになる」
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