パーソルビジネスプロセスデザインは2025年1月から「Microsoft 365 Copilot」を活用したBPOサービスを開始する。AIによる業務効率化の専門人材3000人が、オンサイトで顧客企業の「ビジネストランスフォーメーション」を推進する。
この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。
パーソルビジネスプロセスデザインは2024年11月11日、「Microsoft 365 Copilotを活用したBPOサービス」を2025年1月1日から開始すると発表した。本サービスは、約3000人の専門人材が「Microsoft 365 Copilot」の活用メソッドを駆使し、顧客企業の業務効率化と変革を支援するもので、同社はプレスリリースでこのサービスを「ビジネストランスフォーメーション・アウトソーシング」(BTO)と表現している。
特に顧客オフィスでのオンサイトBPOサービスとして業務プロセスの最適化を図る。必要に応じて「Microsoft Copilot Studio」や「Azure OpenAI Service」も活用し、生成AIを使った業務改善も進める。バックオフィスからフロントコアまで幅広く対応し、顧客ビジネスの生産性向上を目指す。
業務プロセスに応じた最適な「Microsoft 365 Copilot」活用により業務効率向上を実現「Microsoft 365 Copilotを活用したBPOサービス」提供開始(出典:パーソルビジネスプロセスデザインのプレスリリース)パーソルビジネスプロセスデザインはこれまでもRPAなどを活用した業務効率化支援を進めてきた。今回のMicrosoft 365 Copilotを活用したBPOサービスは、それらの取り組みにMicrosoft 365 Copilotを生かしたAIスキルの提供を加えるものだ。同サービスを利用すればMicrosoft 365 Copilot活用スキルを持った人材をすぐに業務改善に生かせる。
・オンサイトBPOサービスでの「Microsoft 365 Copilot」活用および業務プロセスの高度化: 顧客の業務環境で「Microsoft 365 Copilot」を活用し、業務プロセスを最適化する。必要に応じて「Microsoft Copilot Studio」を活用して、顧客の業務プロセスに特化したエージェントを構築。生成AIのユーザー体験を高めるためにAzure OpenAI Serviceの利用も提案する
・「Microsoft 365 Copilot」の活用メソッドを習得した人材によるサービスの提供 : 「Microsoft 365 Copilot」の活用メソッドを習得した専門人材3000人を育成してサービスを提供する。これまでのRPAやVBAなどの業務自動化技術の利活用に加え、Microsoft 365 Copilotを最大限に生かす体制を整え、各企業の業務効率化を支援する
・オンサイトBPOサービスの提供範囲 : バックオフィス業務、ミドルバックオフィス業務、フロントコア業務などを含む包括的なBPOサービスをオンサイトで提供する
本サービスの特徴は顧客企業のオフィスで業務を遂行する「オンサイトBPOサービス」としての提供形態にあり、企業内部から支援することで、より現場に即したプロセス改善が可能となる。同社は従来のBPOを超え、顧客ビジネスの変革を目的とするBTOを通じて企業の生産性向上に寄与することを目指すとしている。
無料ゲームで生成AIスキル習得も AWSが生成AI学習コンテンツの日本語版を拡充に
AWS専用のDX&モダナイズ支援サービス クラウドでも構築・運用に注力するKyndryl
Pythonが1番人気になった影で2位転落の“あの言語” GitHub年次レポート「Octoverse 2024」発表
あと1年でWin10サポート切れも6割が移行せず……Microsoftが改めてWin11移行を訴えるCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.