パーソルグループのAI人材3000人がBPOサービスをオンサイトで提供 M365 Copilotを活用AIを活用した業務効率化推進人材をアウトソーシングで

パーソルビジネスプロセスデザインは2025年1月から「Microsoft 365 Copilot」を活用したBPOサービスを開始する。AIによる業務効率化の専門人材3000人が、オンサイトで顧客企業の「ビジネストランスフォーメーション」を推進する。

» 2024年11月13日 07時00分 公開
[後藤大地有限会社オングス]

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 パーソルビジネスプロセスデザインは2024年11月11日、「Microsoft 365 Copilotを活用したBPOサービス」を2025年1月1日から開始すると発表した。本サービスは、約3000人の専門人材が「Microsoft 365 Copilot」の活用メソッドを駆使し、顧客企業の業務効率化と変革を支援するもので、同社はプレスリリースでこのサービスを「ビジネストランスフォーメーション・アウトソーシング」(BTO)と表現している。

 特に顧客オフィスでのオンサイトBPOサービスとして業務プロセスの最適化を図る。必要に応じて「Microsoft Copilot Studio」や「Azure OpenAI Service」も活用し、生成AIを使った業務改善も進める。バックオフィスからフロントコアまで幅広く対応し、顧客ビジネスの生産性向上を目指す。

業務プロセスに応じた最適な「Microsoft 365 Copilot」活用により業務効率向上を実現「Microsoft 365 Copilotを活用したBPOサービス」提供開始(出典:パーソルビジネスプロセスデザインのプレスリリース)

パーソルのAI人材は何をしてくれるのか

 パーソルビジネスプロセスデザインはこれまでもRPAなどを活用した業務効率化支援を進めてきた。今回のMicrosoft 365 Copilotを活用したBPOサービスは、それらの取り組みにMicrosoft 365 Copilotを生かしたAIスキルの提供を加えるものだ。同サービスを利用すればMicrosoft 365 Copilot活用スキルを持った人材をすぐに業務改善に生かせる。

・オンサイトBPOサービスでの「Microsoft 365 Copilot」活用および業務プロセスの高度化:  顧客の業務環境で「Microsoft 365 Copilot」を活用し、業務プロセスを最適化する。必要に応じて「Microsoft Copilot Studio」を活用して、顧客の業務プロセスに特化したエージェントを構築。生成AIのユーザー体験を高めるためにAzure OpenAI Serviceの利用も提案する

・「Microsoft 365 Copilot」の活用メソッドを習得した人材によるサービスの提供 : 「Microsoft 365 Copilot」の活用メソッドを習得した専門人材3000人を育成してサービスを提供する。これまでのRPAやVBAなどの業務自動化技術の利活用に加え、Microsoft 365 Copilotを最大限に生かす体制を整え、各企業の業務効率化を支援する

・オンサイトBPOサービスの提供範囲 : バックオフィス業務、ミドルバックオフィス業務、フロントコア業務などを含む包括的なBPOサービスをオンサイトで提供する

 本サービスの特徴は顧客企業のオフィスで業務を遂行する「オンサイトBPOサービス」としての提供形態にあり、企業内部から支援することで、より現場に即したプロセス改善が可能となる。同社は従来のBPOを超え、顧客ビジネスの変革を目的とするBTOを通じて企業の生産性向上に寄与することを目指すとしている。

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