AWSが提供するスキル習得支援サービスで、生成AI関連の日本語コンテンツが追加された。一部は無償で公開される。
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Amazon Web Services(AWS)は自社サービスの学習コンテンツとして「AWS Skill Builder」を提供している。このAWS Skill Builderで生成AI関連の日本語コンテンツが追加された。一部は無料で利用できる。
このプログラムでは生成AIの基礎から応用までを体系的に学べるよう設計されており、さまざまな無料・有料トレーニングコースが用意されている。特に日本のIT担当者向けに「AWS Cloud Quest」(以下、Cloud Quest)の生成AIロールが日本語化され、生成AI技術の実践的な操作経験を積む機会が提供されている。
AWS Skill Builder で、生成 AI に関しての知識を身につけてみませんか ?|Amazon Web Services ブログ(出典:Amazon Web ServicesのWebサイト)AWS Skill BuilderはユーザーがAWSのクラウドサービスや生成AI技術の知識を体系的に学習するために用意されているプラットフォームだ。無料で利用可能な「AWS Flash」シリーズやCloud Questの一部コンテンツでは生成AIの基礎知識からサービス利用時の課題、倫理的配慮に関する内容までカバーされており、日本のIT担当者が初めて生成AIに取り組む際にも手軽に利用できるよう配慮されている。
今回、AWS Skill Builderに新たにAWS Cloud Questの生成AIロールが日本語化された。
Cloud Questはゲーム内でストーリーに沿って出題されるソリューション構築に関する課題を、実際のAWSのアカウントを使用しながら解いていくRPG調のコンテンツだ。ゲーム内で用意されるAWSアカウントを一時的に使用できるため、サービスの使用料を気にせず学習できる。
現在、生成AIロールには27課題が用意されており、「Amazon SageMaker」や「Amazon Bedrock」といったAWSの主要生成AIサービスを組み合わせながら生成AIを利用したソリューション構築を学べる。これらの生成AIロールを活用することで生成AIの実践的な操作経験を積み、実際のビジネス活用に向けたスキルが習得できる。
AWS Skill BuilderにはCloud Quest以外にも生成AI関連のコースが用意されている。例えば「AWS FlashーAWS で始める生成 AI for Entry(Japanese) 日本語実写版」や「AWS FlashーIntroduction to Responsible AI(Japanese)」は無償で提供されており、生成AIの基本的な技術背景や業務で活用する上でのユースケース、倫理的かつ公平に運用するための基礎知識を得られる。
AWSが提供しているこれらの無償およびサブスクリプション型のトレーニングコースは、生成AI導入におけるリスクや知識不足への対応策としてIT担当者の有益なリソースといえる。企業内で生成AIの活用を検討しているIT担当者やAIスキルの向上を目指す技術者はこれらのトレーニング機会を活用し、生成AI技術の基礎から応用までを体系的に学び、ビジネスでの活用へとつなげることが期待される。
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