住友理工、セキュリティ評価の効率化に向けて「Assured」を導入セキュリティソリューション

住友理工はセキュリティ評価プラットフォーム「Assured」(アシュアード)を導入した。利用しているクラウドサービスの増加に伴い、利用サービスの棚卸しや定期評価に膨大な工数がかかっていた。

» 2025年03月20日 08時00分 公開
[田渕聖人ITmedia]

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 アシュアードは2025年3月17日、住友理工がセキュリティ評価プラットフォーム「Assured」(アシュアード)を導入したと発表した。

 AssuredはSaaSやASPなどのクラウドサービスの安全性を可視化するプラットフォームだ。アシュアードのセキュリティ評価チームが主要なガイドラインやフレームワークに基づき、クラウドサービスのセキュリティ対策状況を調査してデータベースに集約することで、効率的なセキュリティ評価を実現する。

住友理工が効率的なセキュリティ評価に向けてAssuredを導入

 住友理工は自動車産業を中心に、「インフラ・住環境」「エレクトロニクス」「ヘルスケア」のフィールドにおいて、世界20カ国以上で事業を展開している。同社は「2029年住友理工グループVision」においてDXを活用したモノづくり革新を推進しており、クラウドサービスの利用が増加していた。

 同社はこれまでもクラウドサービスの利用に当たってセキュリティ評価を実施してきたが、クラウドサービスの利用数が増加しており、導入時の調査工数だけでなく利用サービスの棚卸しや定期評価に膨大な工数がかかっていた。そこで効率的なセキュリティ評価を実現するためAssuredを導入した。

 住友理工の担当者は「グローバルに事業を展開する当社はセキュリティ対策の取り組みを強化しているが、情報システム部門における業務領域は拡大しており、限られた人員の中でさまざまな領域に対応する必要があった。クラウドサービス導入時のセキュリティ評価や棚卸にAssuredを活用することで、効率化しつつ適正な評価を実施できる運用に見直していきたい」とコメントした。

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