KnowBe4 Japanは「生成AIの活用とサイバーセキュリティへの影響」を発表した。生成AI活用が拡大する一方で、そのセキュリティリスクに対する意識は不足していることが判明した。
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KnowBe4 Japanは2025年4月17日、国内の企業・団体に勤める従業員を対象に実施した「生成AIの活用とサイバーセキュリティへの影響」に関する意識調査の結果を公表した。生成AIの利用状況やリスク認識、対策意識を明らかにすることを目的としている。
主な調査結果は以下の通りだ。
調査結果から、生成AIが業務に浸透する一方で、それに伴うセキュリティリスクへの対応が追い付いていない現状が明らかになった。特に、リスクの多くがヒューマンエラーに起因していると認識していながらも、組織としての取り組みが遅れている点が課題として浮上している。
KnowBe4 Japanは「意識向上」(Awareness)「行動変容」(Behavior)「文化形成」(Culture)という段階的なヒューマンリスクマネジメントの枠組みを提唱している。教育を通じた共感の醸成、報告しやすい職場環境づくり、そして責任感を育むマネジメントの重要性を強調し、今後も組織のセキュリティ文化の定着を支援するとしている。
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