米Gartnerは、2005年度第2四半期の世界市場での携帯販売動向を発表した。1位はフィンランドのNokiaで、市場シェアは31.7%に達した。2位の米Motorolaも17.9%のシェアを獲得しており、1位と2位を合わせると約50%となる。
企業名 | 2005年2Qシェア | 2004年2Qシェア |
---|---|---|
Nokia | 31.9% | 29.6% |
Motorola | 17.9% | 15.7% |
Samsung | 12.8% | 12.1% |
LG | 6.5% | 6.1% |
Sony Ericsson | 6.2% | 6.6% |
Siemens | 4.7% | 6.9% |
そのほか | 20.0% | 23.0% |
合計 | 100% | 100% |
2005年度第2四半期の総販売台数は、1億9050万台。前年同期比で21.6%増えた。2004年第4四半期に1億9530万台の販売を記録しているが、これに次ぐ好調な成績となった。「日本市場は前年同期に比べて落ち込みが見られるが、それ以外の地域はすべて成長している」(Gartnerモバイルターミナルリサーチのプリンシパルアナリスト、Carolina Milanesi氏)
Nokiaは南米市場でトップシェアをとっているほか、北米市場向けに端末供給するVirgin Mobileが好調であることの影響もあり、シェアを拡大した。またMotorolaは西ヨーロッパ市場で、前年同期に業界5位のポジションにいたところを2位にまで回復。北米ではシェア33.5%と、マーケットリーダーの地位にある。
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