調査会社の米NPD Groupは3月3日、米国のスマートフォン市場についての統計を発表した。2008年第4四半期(10〜12月期)のスマートフォンの携帯電話市場全体に占める割合は23%で、前年同期の12%から大幅に上昇した。平均販売価格(ASP)は、199ドルで発売されたAppleのiPhone 3Gの影響で前年同期の216ドルから167ドルに下がった。
iPhoneがタッチスクリーン携帯のトレンドを形成し、現在市場のスマートフォンの約半数はタッチスクリーン対応となっているが、70%はQWERTYキーボードを搭載している。また66%のスマートフォンが3Gネットワークに対応している。前年同期は46%だった。
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