米Dellは3月25日、企業のIT環境を効率的にコストダウンするためのソフトウェア、サービス、ハードウェアなど14の新製品を発表した。
PowerEdgeシリーズの新サーバ「PowerEdge R710」、新ワークステーションの「Precision T7500」「同T5500」「同T3500」はIntelの次世代Xeonプロセッサを搭載。
新ハードウェア管理ツールの「Dell Management Console(DMC)」はSymantecのAltirisの協力によるソフトウェアで、Hewlett-Packard(HP)の「Systems Insight Manager」に対抗する製品。1台の管理コンソールからサーバ環境を統合管理できる。
ストレージアレイ「Dell EqualLogic PS6000」シリーズは5機種あり、うち「PS6000S」はSSDに対応する。PS6000シリーズは既存のEqualLogic SANに統合し、ストレージの仮想プールを作成できる。無料で提供されるセンターダッシュボードの「SAN Headquarters」により、10ペタバイト以上の仮想化ストレージプールを管理できるという。
関連記事
- マイケル・デルCEO、「超薄型PC」「スマートフォン」「クラウド」語る
- プロセッサとともに進化するブレードサーバのラインアップ
インテルは、2009年3月末(日本では4月)に「Nehalem」という開発コード名で呼ばれていた新しいプロセッサ「Xeon 5500番台」(Nehalem-EP)の発表すると予測されている。これを機にサーバ製品のラインアップを更改するベンダーも多く、またIBMによる Sun買収報道が出るなど、ベンダー同士が合従連衡する動きも活発化してきた――。 - この春、ブレードサーバのトレンドを読む
- Dell、データセンター効率化のための製品を発表
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.