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NVIDIA、「3D PC」の定義を発表――ASUS、東芝、Microsoftらと提携:COMPUTEX TAIPEI 2010
3Dメガネ、GPU、120Hz駆動の液晶ディスプレイを備えた「3D PC」の価格は約1500ドルから。DVDやゲームのほか、MicrosoftのSilverlightによって3D動画ストリーミングも視聴できる。
米NVIDIAは5月31日(現地時間)、台湾台北市で6月1日から開催のCOMPUTEX TAIPEI 2010を前に、新たなPCカテゴリー「3D PC」を発表した。COMPUTEXの会場で、パートナー企業の台湾のASUSTeK Computer、米Dell、東芝などが、3Dの映像やゲームを楽しむための3D PCを披露する。
NVIDIAが定義する3D PCは、同社の「3D Vision」技術をサポートし、最低限以下の3つを装備するデスクトップPCあるいはノートPCになる。
- アクティブシャッター方式の3Dメガネ
- 120Hz駆動で3D表示に対応した液晶ディスプレイ
- NVIDIAのGeForceなどの3D表示対応のGPU
3D PCの最低価格はおよそ1500ドルになる見込みという。これは3D TVの約半額に当たる。3D PCはHDMI 1.4端子を備えており、3D TVに接続して大画面でコンテンツを楽しむこともできる。
3D PCでは3D版のDVDやBlu-rayのほか、富士フイルムやソニーの3Dデジタルカメラで撮影した3D写真や、3Dゲームを楽しめる。現在3D対応ゲームは425本に上る。
また、米Microsoftが同日、3D PCでのオンライン3D動画ストリーミングをSilverlightでサポートすると発表した。同社はNVIDIAとともに、HD(高精細)の3D動画「We Are The World 3D」をオンラインでストリーミングするデモを披露した。YouTubeには既に、1000以上の3D動画が掲載されている。
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