1972年5月15日に本土復帰した沖縄。2022年でちょうど50年となります。復帰によって国内から多くの人々が訪れるようになり、今では日本有数の観光地となりました。
玄関口である那覇空港や繁華街である国際通りには、数多くのお土産品が並んでいます。一方で現地に行かなくても、ネットで買える沖縄の名産品も増えています。そこで今回は、ネットで買えるおすすめの「沖縄の名産品」を紹介します。
東京都心から那覇までの直線距離は約1550km。韓国・ソウルや、北朝鮮・平壌よりも距離があります。羽田空港から那覇空港までの飛行時間は3時間程度です。
距離的に遠いことは間違いないのですが、羽田から那覇間は毎日40便ほど飛んでいます。実は日帰りも十分に可能であるほど、心理的には近い、利便性の高い場所といえます。
2010年代後半からの数年間、日本はインバウンド需要に沸きました。全国の至るところでスーツケースを持った外国人の姿を見ることができました。沖縄にも台湾や中国、韓国などから大型クルーズ船が連日やってきて、町は外国人で溢れかえりました。
これが追い風となって、2019年に沖縄の観光客数は初めて1000万人を突破し、1016万人にまで伸びました。同年の米国・ハワイは1038万人と、世界を代表するリゾート地に肩を並べるまでになりました。
代表的な沖縄料理にゴーヤーチャンプルーがあります。チャンプルーとは、いろいろなものを混ぜ合わせるという意味です。これは沖縄の文化そのものであり、「チャンプルー文化」ともいわれています。歴史をさかのぼると、東南アジア諸国や中国、米国など、さまざまな国と深く関わってきました。それが食文化の形成にもつながっています。
沖縄の食べ物といえば、ゴーヤーチャンプルーやソーキそばなどに目が行きがちですが、沖縄にはステーキ店やハンバーガーショップなどがたくさんあり、米国の食文化も根付いています。また、沖縄は豚肉を使った料理がメジャーですが、これは中国の影響を受けているとされています。
沖縄の塩といえば宮古島の「雪塩」が有名ですが、沖縄本島で精製されている「ぬちまーす」も人気の高い商品です。沖縄の言葉で「ぬち」は命、「まーす」は塩を意味します。原料には、うるま市・宮城島の海水のみを使用しています。
海水を細かい霧にして塩を作る「常温瞬間空中結晶製塩法」を採用することで、通常の製法では分離してしまうにがり(塩以外のミネラル)を含んだまま塩にすることができています。製造元によると、一般の食塩よりも塩分が25%低く、ミネラル成分が21種類含まれているそうです。Amazonでの販売価格は1000円前後です。
サトウキビの収穫量が日本一の沖縄。農林水産省によると、2020年度の全国収穫量は133万6000トンで、うち81万3900トンが沖縄です。そうした背景から、沖縄では黒糖作りも盛んです。
さまざまな風味の黒糖を一度に楽しめるのが「八島黒糖」です。「八島黒糖」は、伊平屋島、伊江島、粟国島、多良間島、小浜島、西表島、波照間島、与那国島の全8つの離島で作られた黒糖が入っています。個包装なのでプレゼントにもおすすめ。泡盛などと一緒にじっくりと味わってみるのもよさそうです。Amazonでの販売価格は、20g・8袋入りで1000円前後です。
「オキハム」こと沖縄ハム総合食品は、幅広い商品を展開しています。例えば、沖縄のソウルフードであるミミガー(豚の耳皮)だけでも、数多くの商品を取りそろえています。
「ジャーキー9種セット」は、ミミガーを含むお酒のおつまみに最適な9つの商品をセットにしたものです。スパイシーな味わいはきっと病みつきになります。オリオンビールなどと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。Amazonでの販売価格は1680円前後です。
シークヮーサーは、沖縄や台湾に自生するかんきつ類です。爽やかな香りと、すっきりとした口当たりが特徴で、レモンの代わりに使われることが多いです。
「山原 シークヮーサー」は、沖縄本島北部の山原地域で栽培されたシークヮーサーを100%使用したストレート果汁。料理のアクセントに使うだけでなく、水や氷などで割ってジュースとして飲んでもおいしいです。Amazonでの販売価格は、500mlで1650円前後です。
自宅で手軽に沖縄そばを食べたい時に便利なのが、マルちゃんの「縄地区限定 沖縄そば」。カツオとソーキの風味やコシのある平打ち麺は、本格的な沖縄そばそのものです。
お好みでコーレーグース(泡盛にしま唐辛子を漬け込んだ調味料)を注ぐと、さらにおいしさが増します。Amazonでの販売価格は、12個入りで2800円前後です。
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