いよいよ真夏がやってきました。服装が軽やかになり、腕時計が着こなしのポイントとなるこの時期に、腕時計を新調するのも良いでしょう。
今回はそんなときにぴったりな「シチズンコレクション」のおすすめモデルをピックアップ。その魅力を紹介します。
物欲紳士
物欲系ブロガー。理系出身で首都圏在住。「物欲紳士ブログ」にて、ミドル世代メンズの視点から「長く使える愛用品との出会い」をテーマに記事を執筆中。趣味は「良いモノ」集め、カメラと写真、クルマとドライブ、旅行、革細工などのモノ作り。
「シチズンコレクション」は、日本の時計メーカー・シチズンのベーシックラインにあたるシリーズです。シチズンらしい実用性の高さに加え、コスパにも優れた製品がそろう点が見どころです。
シチズンコレクションの外観上の特徴は、ベーシックラインらしいシンプルさと、シチズンらしい「モダンなエッセンス」を併せ持つデザインです。個別のモデルによって特徴は異なりますが、腕元を若々しく演出してくれる製品がそろう点がポイントです。
ムーブメントについては、シチズンが得意とする光発電 「エコ・ドライブ」方式を採用したモデルをはじめ、腕時計らしい味わいを持った機械式モデルまで、幅広い選択肢が用意されています。外装部材にシチズン独自の表面硬化技術「デュラテクト」を施したり、風防(文字板前面のガラス体)に耐傷性の高いサファイアガラスを用いた製品も豊富にラインアップ。シチズンらしい機能性の高さも見どころです。
以下では、そんな「シチズンコレクション」の注目モデルのうち、オンオフ兼用で着用できるおすすめモデルをピックアップ。その魅力を紹介します。
オンオフ問わずに愛用できる、端正な外観の1本を探している人には、現代的な印象のグレー文字板が目を引く1本を紹介します。
「NB1050-59H」は、シチズンが考える「スタンダードなデザイン」が体現された機械式モデルです。ケース径が約38mmと、現代の腕時計としては若干小ぶりなサイズ感。ビジネスから休日スタイルまで対応できる、汎用性の高いデザインが魅力です。
ステンレス製のケースとバンドには、シチズン独自の表面硬化技術「デュラテクト」を施し、耐傷性の高さと美しい外観とを両立しています。風防には低反射コーティングを施したサファイアガラスを採用するなど、各部に上質な素材が使われている点もポイントです。長年愛用しても、美しさを保てる仕様となっています。
駆動部には、シチズン内製の自動巻きムーブメントを搭載。背面部はシースルーバック仕様となっており、機構部のメカニカルな動作を鑑賞できます。
端正な外観と「腕時計らしさ」とを兼ね備えた、常用機としておすすめの1本です。10気圧防水、日本製です。本機はグレー文字板ですが、ブラックやシルバーなど、よりビジネスユース向けな文字板色のモデルもラインアップされています。
スーツなどのビジネスウェアと好相性な1本を探している人には、クラシカルなスタイルが目を引く革バンドモデルをおすすめします。
「BV1120-15L」は、エコ・ドライブ方式の機構部を、エレガントな印象の筐体に収めた1本です。秒針を6時位置の小窓に備えた、いわゆる「スモールセコンド」と呼ばれるスタイル。インデックス(時指標)には一部にローマ数字を配し、クラシカルな雰囲気を一層引き立てています。
駆動部には、シチズンが得意とするエコ・ドライブ方式のムーブメントを採用。定期的な電池交換は不要で愛用できます。日本製で10気圧防水に対応しながら、実売価格2万円台で購入可能なコスパの高さも、本機の見どころの1つだといえるでしょう。
普段のビジネススタイルを、お手軽に「格上げ」してくれる1本です。別型番にて、金属ブレスレット仕様のモデルも用意されています。
ビジネススタイルにも対応しつつ、プライベートシーンで「センスの良さ」をアピールできる1本を探している人には、エコ・ドライブ方式に対応したクロノグラフモデルを紹介します。
「BL5495-56E」は、ブラックに処理された外装が、引き締まった印象を与える1本です。3つのインダイアル(表示用の小窓)を持ち、固定ベゼルにタキメーター(速度計測用の計算尺)を備えるというクロノグラフの「王道スタイル」を踏襲。一方で文字部をホワイトで統一し、装飾的な要素を極力廃することで、全体的にすっきりとした外観を実現しています。クロノグラフらしい魅力を備えつつもスタイリッシュに着けこなせる点が、本機の外観の魅力だといえるでしょう。
実売価格3万円台で入手可能なコスパの高さにも注目したいところです。ケース径は39.5mm、ケースとバンドはステンレス製、日本製です。別型番にて、外装色がシルバーのモデルもラインアップされています。
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