登山では、装備のコンパクト化と軽量化は大切なポイントです。特に長時間のトレッキングでは、無駄な重量を減らすことで快適さが大きく変わります。
そこで本記事では、元アウトドア店員が「コンパクトなのにとっても使える」登山グッズを4つご紹介します。登山初心者からベテランまで幅広くおすすめできるアイテムを集めました。気になるものがあれば、ぜひ手に取ってみてください!
おかだあきほ
フリーランスのライター・編集者。元アウトドアショップ店員。富士登山をきっかけにアウトドアにはまり、登山やキャンプ、トレイルランニングなど幅広いアクティビティを一年中楽しんでいます。自身の山体験や、店員時代の接客経験を生かし、リアルで深い内容を発信!リモートワーカーのため、仕事や日常を快適かつ生産的に行うためのガジェット選びも得意です。
ソトの「マイクロレギュレーターストーブウインドマスター」は、風や寒さに強いコンパクトバーナーで、登山やキャンプにぴったりです。収納時は4.7(幅)×5.1(奥行)×8.8(高さ)cm、重さ67g(バーナー+3本ゴトク)と手のひらサイズで持ち運びも楽々。
風防なしで強風下でも火が安定し、短時間で水を沸騰させられます。外気温が20度でもマイナス5度でも、2800kcal/hの火力を維持できるマイクロレギュレーターを搭載。火力調整が自由自在なので、強火でしっかり調理したり、とろ火でゆっくり煮込んだりと、アウトドア料理の幅が広がります。
さらにゴトクは着脱式で、小型3本ゴトクと大型4本ゴトク(別売)を使い分け可能。ソロの軽量装備にも、グループでの大鍋調理にも対応でき、シーンに合わせた楽しみ方ができるのがポイントです。
クノックの「ヴェシカ 1L コラプシブルボトル」は、容量が1Lで、重さはわずか60g。軽さとコンパクトさのバランスが魅力で、バックパックのサイドポケットにもすっきり収まり、使わないときは小さく折りたためます。
細い飲み口なのでこぼれにくく、登山中でもスムーズに水分補給が可能。ゴミ削減にも貢献でき、サステナブルな点もポイントです。
登山では、安全のためにヘッドライトが欠かせません。だからこそ軽量で信頼できるものを選びたいところ。そこでおすすめなのが、レッドレンザーの「NEO1R」。
わずか39gと、一般的なヘッドライトの半分以下の重さを誇ります。バックパックに入れてもかさばらないコンパクトさが魅力です。
最大250ルーメンの明るさと80mの照射距離を持ち、赤色灯や角度調整機能、マグネット式充電など、登山用ライトに備えておきたいスペックも充実。さらにIP67レベルの防じん・防水性能を備えており、どんな天候でも安心して使用できます。
モンベルの「U.L.フォールディングポール」は、シンプルな三つ折り構造で、登山中にさっと使える頼れるトレッキングポール。105cmサイズはわずか152gと超軽量で、腕に疲労を感じにくいです。また、収納時のサイズは34cmとコンパクトに折りたたむことができ、バックパックにすっきり収まります。
耐久性の高いアルミ合金製で、強度も抜群。105cmタイプの公式サイトでの販売価格は7150円(税込)と手頃なのもうれしい点。トレッキングを快適にしてくれる、持ち運びやすさと実用性が魅力の逸品です。
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