スマートフォンの毎月の維持費を抑えながら安定した通信を確保したい時、有力な選択肢となるのが、キャリアが展開するサブブランドの通信プランです。
ここではauが展開するサブブランド「UQ mobile」の最新情報やプラン概要、取り扱い機種について紹介していきます。
井上晃
スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter:@kira_e_noway
UQ mobileの新しいトピックとしては、海外渡航時に使えるサービスが刷新されたことに注目。9月26日に、海外渡航中のデータ通信が24時間使い放題になる「au海外放題」が、UQ mobileでも利用できるようになると発表されました。
au海外放題は、これまでauやpovoで提供されていたものですが、10月29日からUQ mobileでも利用できるようになります。UQ mobileで提供されていた「世界データ定額」は10月29日で受付終了となります。
このau海外放題は、UQ mobileで契約している通信プランに関わらず利用可能。日本国内で事前予約した場合の料金は、特定地域では800円(税込、以下同)/24時間、対象外の国・地域だと1000円/24時間。事前予約しない場合には、1200円/24時間です。
UQ mobileで提供されている基本の通信プランは「コミコミプラン」「トクトクプラン」「ミニミニプラン」の3つです。
1つ目の「コミコミプラン」は、月額3278円で月20GBのデータ通信と1回10分以内の国内通話かけ放題がセットになった通信プランです。
2つ目の「トクトクプラン」は、月15GBまでのデータ通信を利用できるプラン。もしデータ利用量が月1GB以下の場合には、自動割引が適用されることも特徴です。
基本の月額料金は3465円で、コミコミプランより割高に設定されていますが「au Payカードお支払い割」や「自宅セット割」「家族セット割」などが適用されれば、1GBを超える月でも月額2178円(または2728円)まで基本料を下げて運用できます。
3つ目の「ミニミニプラン」は、月額2365円で月4GBのデータ通信が利用できる通信プランです。こちらも各種割引が適用されれば、月額1078円(または1628円)まで基本料を抑えられます。
UQ mobileでは、iPhoneの旧世代モデルが充実しているのが特徴。オンラインサイトでは、iPhone 13〜15、iPhone SE(第3世代)を選択できます。
2023年秋に発売された「iPhone 15」の場合、価格は14万1200円〜(他社からの乗り換えの場合)。2022年秋モデルの「iPhone 14」は10万4800円〜で購入できます。
またAndroidスマートフォンについても以下の11機種を選択可能です。(※ただし、執筆時点で在庫状況がないものも含まれます)。
「スマホトクするプログラム」を利用して、所定の期間に端末を返却すれば、実質負担額はさらに下がります。
例えば、Google Pixel 8(256GB)は割引適用時で9万7900円ですが、同プログラムを利用した場合、実質負担額は2万7500円で済みます。
このように通信プランの基本料金だけでなく、他社からMNPで転入する際には、多くの端末でさほど費用をかけずに運用できることもUQ mobileの魅力と言えるでしょう。
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