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» 2000年10月25日 00時00分 UPDATE

telnetの代わりにsshを使いたい

[木田佳克,ITmedia]

 多くのディストリビューションで採用されているtelnetは,インターネット上でパスワードなどがテキスト形式のまま流れてしまうため,セキュリティ面で問題視されることが多い。

 しかし,遠隔地からターミナル操作をしたいことは多々あるはずだ。このような場合には,ログイン手順から暗号化されるssh(secure shell)を利用するのがよい。ただし無償利用ができるといっても,sshは商用利用ができないので注意が必要だ。

 ここでは,RPMパッケージを利用したインストール方法から設定,起動するまでを紹介する。手順とポイントは次の通りだ。

■主な手順
1. ここでは,http://rpmfind.net/linux/RPM/からダウンロード
2. RPMでインストール
3. クライアントログイン用の暗号キー作成
4. Windowsなどのクライアントからのログイン設定(「Windowsからsshログインをしたい」参照)

・インストール
 まず最初に上のアドレスなどからダウンロードしたrpmファイルを,次のような手順でインストールしよう。インストール後には,パス設定されているディレクトリ下にサーバソフト,クライアントソフトなどが確認(# which sshdなどで)できるはずだ。

# rpm -Uvh ssh-2.3.0-1.i386.rpm
ssh ##########################################
Hostkey not found at /etc/ssh2/hostkey.
Generating 1024-bit dsa key pair
2 Oo.oOo.oOOo.
Key generated.
1024-bit dsa, root@mistio, Wed Oct 25 2000 14:45:01 +0900
Key is stored with NULL passphrase.
(This is not recommended.

〜中略〜

Private key saved to /etc/ssh2/hostkey
Public key saved to /etc/ssh2/hostkey.pub
Assuming RedHat Linux compatible and trying to configure...
Please make sure you haven't specified sshd in /etc/rc.d/rc.local

If you already have sshd running, you should restart it or reboot.
Configuration done.

 インストール後には,/etc/ssh2/下に次のようなファイルが作られている。

# ls -l /etc/ssh2/
total 20
-rw------- 1 root root 865 Oct 25 14:45 hostkey
-rw-r--r-- 1 root root 734 Oct 25 14:45 hostkey.pub
-rw-r--r-- 1 root root 1564 Aug 24 09:53 ssh2_config
-rw-r--r-- 1 root root 122 Aug 24 09:13 ssh_dummy_shell.out
-rw-r--r-- 1 root root 2293 Aug 24 19:06 sshd2_config

 sshd2の基本設定は,sshd2_configファイルで行う。

・クライアントで利用する暗号キーペアの作成
 次に利用したい一般ユーザー名にログインをして,暗号キーペア(公開鍵と秘密鍵)作成をしよう。次のように「ssh-keygen」コマンドを実行すればよい。

# su [一般ユーザー名]
$ ssh-keygen
Generating 1024-bit dsa key pair
2 Oo.oOo.oOo..
Key generated.
1024-bit dsa, ykida@mistio, Wed Oct 25 2000 18:28:37 +0900
Passphrase :
Again :
Private key saved to /home/ykida/.ssh2/id_dsa_1024_a
Public key saved to /home/ykida/.ssh2/id_dsa_1024_a.pub

 作成された暗号化キーは,フロッピーを利用してWindowsマシンなどへコピーしよう。この方法であれば,秘密キー(id_dsa_1024_a)が外部に漏れるのを防げるだろう。

 Windowsマシンからssh経由でログインする方法は,「Windowsマシンからsshログインをしたい」Tipsを参考にしてほしい。

$ ls .ssh2/
id_dsa_1024_a  id_dsa_1024_a.pub  random_seed
$ su
Password:
# mcopy .ssh2/* a:

・sshdを起動するための設定
 次の3つのファイルを参照し,ssh2が定義されていることを確認しよう。

# vi /etc/services
ssh2   22/tcp   # SSH Remote Login Protocol
ssh2   22/udp   # SSH Remote Login Protocol

# vi /etc/inetd.conf
ssh2 stream tcp  nowait root /usr/sbin/tcpd /usr/local/sbin/sshd2  ←無ければ追加する
# /etc/rc.d/init.d/inet restart

※さらに,hosts.allowファイルに次のようなアクセス制限設定をしておくとよいだろう。
# vi /etc/hosts.allow
sshd: 192.168.22.0/255.255.255.0

 最後にsshdを起動してみよう。起動方法は次の通りだ。マシン起動時に自動起動したい場合には,linuxconfなどで設定しておくのがよい。

# /etc/rc.d/init.d/sshd start

画面
linuxconf上であれば,/etc/rc.d/下のファイルを手動で編集しなくても,自動起動ができるように設定できる

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