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一般的に、現在実行されているプロセスを知るためには「ps」コマンドを利用する。ここでは「ps aux」で表示される各項目の意味を解説していこう。
USER PID %CPU %MEM SIZE RSS TTY STAT START TIME COMMAND xxxx 4542 0.0 1.3 1296 672 p0 S 10:19 0:00 -bash nobody 453 0.0 1.4 1664 630 ? S 11:37 0:00 httpd
上記リストを表示例として挙げてみた。それぞれの数値は、次の表の通りである。
項目 | 解説 |
---|---|
USER | プロセスの所有ユーザー |
PID | プロセス番号 |
&CPU | CPUの占有率 |
&MEM | 実メモリでの占有率 |
SIZE | 仮想分も含めた使用サイズ(kB) |
RSS | 実メモリ上の使用サイズ(kB) |
TTY | 端末名 |
STAT | プロセスの状態 |
R | 稼働中 |
S | 一時停止中 |
D | 停止不可能で一時停止 |
T | 終了処理中 |
Z | ゾンビプロセス(すでに実体は無い) |
W | 実メモリ上に無くて,スワップアウトしている |
N | nice値 |
START | プロセスの開始時刻 |
TIME | プロセスの総実行時間 |
COMMAND | 実行コマンド名とパス(シェル表記の場合もあり) |
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