Tips記事
» 2003年06月26日 18時42分 UPDATE

シグナルってなに?

[木田佳克,ITmedia]

 プロセスの動作を中断させたり、再開、変更といった合図を送るための指定を「シグナル」と呼ぶ。シグナルを操作するコマンドとして知られているのが「kill」だ。

 シグナルには次のような種類があり、例えばconf(設定)ファイルを変更して内容を反映させたい場合は、「HUP」が幅広く使われているだろう。ただし、Red Hat Linuxなどのディストリビューションであれば、あらかじめデーモン制御スクリプトが用意されているため、「/etc/rc.d/init.d/smb restart」と指定するのがスタンダードだ。

 指定例は次の通り。一般的に使用できるシグナルは下表に挙げた。

# kill -HUP 1234
(書式:kill -HUP プロセス番号)

シグナル種別
内     容
TERM 安全に終了させる
KILL 強制終了させる
STOP 中断させる
CONT 再開させる
HUP 変更を反映する
QUIT coreファイルを残しながら終了する

・関連Tips
killとkillallの違いはなに?

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ