次期サーバソフトである「Windows .NET Server」シリーズには、シャットダウン時のイベント追跡ツールが搭載されているが、WindowsXP Professionalならば、これを利用することができる。予定外のシャットダウンなどが起きた場合にはエラーコードが表示されるので、マイクロソフトにエラー報告を行うなどの対応が取れるわけだ。会社などで常にパソコンの電源をOnにしているときでも、自分が席にいないときにシャットダウンしたり、再起動したかといったログも残せるので便利だ。
イベント追跡ツールを有効にするためには、まずは「Windows2000と同じようにログオンしたい」Tipsの手順に基づいて、「ようこそ」画面をOffにしてから、グループポリシーを設定する必要がある。
まずは「Windows2000と同じようにログオンしたい」Tipsの手順に基づいて、「ようこそ」画面をOffにしたら、スタートメニューにある「ファイル名を指定して実行」に「gpedit.msc」と入力して、グループポリシー画面を起動する
「コンピュータの構成」−「管理用テンプレート」−「システム」にある「シャットダウン イベントの追跡ツールを表示する」をダブルクリックする
「有効」をクリックしたあと、「シャットダウン イベントの追跡ツールの表示」のプルダウンメニューから「常に表示する」を選択する
あとは、シャットダウンや再起動を行うときには、このメニューが表示されることになる。「その他(計画済)」を選んで再起動するためには、「説明」欄に理由を記述しないとOKボタンがハイライトされない
シャットダウンログは「管理ツール」−「イベントビューア」の「システム」に記録されている
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