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» 2003年07月05日 12時00分 公開

【改訂版】初歩のUML:第8回 顧客の要求をユースケースに反映させる

[萩本順三,株式会社豆蔵]

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 ユースケースとは何か? なぜ必要か? 今回は、だれも書いたことがない視点から、オブジェクト技術者が理解しておくべきユースケースモデルについてのノウハウを解説します。そもそも、ソフトウェア開発には、必ず開発を行う目的があります。どんなソフトウェアであってもこの目的がはっきりしないと、よいソフトウェアなど作れるはずがありません。

 筆者が初心者のころ、よく「構造化されたソフトウェアを考えてみよう」とか「継承を生かした何らかのソフトウェアを作ってみよう」といったことを計画し、自作ソフトウェアを作ろうと試みたことがありました。しかし、あえなくすべて失敗に終わってしまいました。「構造化」や「オブジェクトテクニック」が目的であっては何も作れないのです。

 では、ソフトウェア開発にとって最も重要なことは何でしょうか。そうです、「ソフトウェアがどのような人に、どう使われるか」ということなのです。今回は、UMLユースケースモデルを紹介します。ユースケースモデルは要求を表現するモデルです。「ソフトウェアがどのような人に、どう使われるか」を表すのが、ユースケースモデルなのです。

ユースケースモデルとは

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