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» 2006年09月30日 00時00分 公開

情報マネジメント用語辞典:デスクトップサーチ(ですくとっぷさーち)

desktop search / デスクトップ検索

[@IT情報マネジメント編集部,@IT]

 個人が利用するローカルPCのハードディスク内にあるファイルを素早く検索するソフトウェアのこと。OSの機能として提供されるもの、オンラインで無償提供されるもの、パッケージ製品として販売されているものなど、さまざまなものがある。

 WindowsやMac OSなどのPC用OSにもファイル(フォルダ)検索機能が搭載されていたが、これは検索語を入力してから、それにマッチするファイルを順に検索するもので非常に時間がかかり、検索対象も限られていた。デスクトップサーチはWebの検索エンジン同様、ハードディスク内の情報を事前にデータベース(インデックス)化しておき、これに対して検索を行うため、素早く検索結果を得ることができる。検索対象もプレーンテキストやWord・ExcelなどのOfficeファイル以外にも、メールクライアント内の電子メールや画像・音声・動画ファイルなどに対応するものもある。

 アップルコンピュータが1998年に発表したMac OS 8.5に搭載された「Sherlock」はその先駆けといえるものだが、本格的にデスクトップサーチにフォーカスが当たるのは2004年である。グーグルが2004年10月に「Google Desktop Search」(英語β版)を公開すると、マイクロソフトは2004年12月にMSNと連携する「MSN Desktop Search」(英語試験版)を公開(翌年「Windows Desktop Search」と改称)。2005年1月には米ヤフー(開発はX1 Technologies)が「Yahoo! Desktop Search」(英語β版)の提供を開始している(なお、Mac OS X 10.4 Tigerには本格的なデスクトップサーチ・テクノロジの「Spotlight」が搭載されている)。

 マイクロソフトは、Windows Desktop Searchの機能を向上してWindowsやOfficeとの連携を進化させ、2007年登場予定のWindows VistaではOS自体の機能としてWeb検索機能とデスクトップサーチ機能の統合をうたっている。

 この分野はデスクトップサーチとWeb検索、さらにエンタープライズサーチと連動することが構想されており、マイクロソフト、グーグル、ヤフー、オラクルなどの間でメガコンペティションが起きている。

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