ゲートウェイ型メール暗号化ソフト、富士通BSC利用者に意識させず暗号処理を自動化

» 2008年02月22日 00時00分 公開
[西村賢,@IT]

 富士通ビー・エス・シーは2月22日、情報セキュリティソフトウェア「FENCEシリーズ」の新製品としてゲートウェイ型のメール暗号化製品「FENCE-Mail For Gateway」を発表した。2月29日に発売する。同ソフトウェアをインストールした暗号化サーバを設置することで、メール利用者が意識することなく全添付ファイルを自動的に暗号化することができる。

 暗号アルゴリズムはAESを採用。己復号形式のファイルとして暗号化するため、メールを受信した側は、パスワードを入力するだけで復号できる。zip形式の暗号も扱える。暗号アルゴリズムや暗号化の有無は、送信者と受信者のメールアドレス・ドメインの組み合わせごとにルールを設定できる。

 パスワードは、事前に登録したパスワードが利用できるほか、毎回ランダムなパスワードを生成したり、決まった時間単位でパスワードを自動生成することもできる。

 100メールアカウント以下の最小構成時の価格は50万円(税込み)。Red Hat Enterprise Linux ESに対応する。

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