日本オラクル社長に元IBM常務の遠藤氏、新宅氏は会長に3代続けてIBM出身者が社長に

» 2008年04月24日 00時00分 公開
[垣内郁栄,@IT]

 日本オラクルは4月24日、取締役会を開催し、元日本IBM常務の遠藤隆雄氏を6月1日付で社長執行役員・最高経営責任者とする人事を決定した。現社長の新宅正明氏は6月1日付で代表取締役会長に就任する。

 遠藤氏は8月下旬の定時株主総会の決議で取締役に就任予定。日本オラクルは遠藤氏の社長就任の理由を「1番は営業、販売体制の強化と顧客満足度の向上」と説明している。日本オラクルは3代続けてIBM出身者が社長に就くことになる。

 遠藤氏は新宅氏と同じ1954年生まれで、現在54歳。東京大学工学部を卒業後、1977年に日本IBMに入社。社長補佐、営業計画管理担当などを経て1996年に米IBMへ出向。帰国後、サービス事業企画を担当し、製造・流通サービス事業部長を経て、2001年に取締役インダストリアル・サービス事業部長に就任した。2006年に常務執行役員BTO事業担当。2007年8月に日本IBMを退職していた。

日本オラクルの社長に就く遠藤隆雄氏

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