SCM(えすしーえむ) 情報システム用語事典

shipping carton marking / 出荷梱包表示 / 出荷梱包マーキング

» 2009年04月21日 00時00分 公開
[@IT情報マネジメント編集部,@IT]

 物流において、出荷時に梱包(カートン)や容器(コンテナやパレット)にバーコードを付けたラベルを貼るなどして、荷解きすることなくその内容や数量、荷送り人名、送り先などが分かるようにすること。ラベルを容器にマーキングする場合は、shipping container markingともいう。

 納品時、受け取り側はこのバーコードをスキャナで読み取り、事前に伝送された納品明細データと照合することで受領検品業務を簡素化できる。少量の配送で異なる商品を同じ梱包やコンテナに混載する場合も、梱包を解くことなく検品することができる。配送センターなどでは、自動化・機械化なども含めて正確かつスピーディなピッキング作業が可能となる。

 梱包や容器に貼付されるラベルを「SCMラベル」といい、バーコードや二次元シンボルコード、RFIDなどが利用される。

参考文献

▼『知っておきたいバーコード・二次元コードの知識〈新改訂版〉』 平本純也=著/日本工業出版/2006年3月


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