エアー、データベース監視製品「Guardium」のソフトウェア版：複数DBの異種混在環境でも監視が可能

[大津心，＠IT]

　エアーは11月12日、データベース監視製品「Guardium」のソフトウェア版を販売開始した。従来はアプライアンスのみでの販売だったが、ソフトウェアとして販売を開始した。価格は590万円から。

　Guardiumは米国Guardium社が開発した製品で、データベースのトラフィックを監視して、「誰が」「どこで」「何を」「どのように」操作したのかを検出・監視する製品。Oracle、SQL Server、DB2、Sybase、Informix、MySQLなど、さまざまなデータベースが混在する環境にも対応する。パケットキャプチャ＆ローカルアクセス取得型なので、既存環境への負荷が低いという。

　具体的には、ローカルアクセスを含むすべてのデータベースアクセスログを記録できるほか、不正なアクセスを監視して遮断する機能や、異常検出時のリアルタイムアラートなどを行うことができる。

　従来はアプライアンス形式でのみの提供だったが、今回よりソフトウェアでの販売を開始した。ただし、動作にはVMware ESX Server 3.x以上が別途必要となっている。