スマートフォン対応のWebメールサーバで業務連絡を支援キヤノンソフト情報システム、「CatchMe@MAIL Plus」最新版

» 2011年04月08日 00時00分 公開
[内野宏信,@IT]

 キヤノンソフト情報システムは4月8日、Webメールサーバ「CatchMe@MAIL Plus」の最新版の販売を開始した。Webブラウザ上で電子メールの送受信が行えるWebメールサーバ製品で、今回のバージョンアップでスマートフォンにも対応。営業部門の業務効率化をはじめ、社内外のコミュニケーション活性化に大きく寄与するという。

写真 Webメールサーバ「CatchMe@MAIL Plus」のスマートフォン対応UI

 これまでCatchMe@MAIL Plusは、ユーザーの利用環境に合わせて活用できるよう、リッチクライアント環境を実現する「Standard」、低速回線や低スペックマシンでも利用できる「Light」、また「携帯電話専用画面」という3種類のインターフェイスを用意してきた。

 今回のバージョンアップでは、ビジネスシーンでスマートフォン利用が拡大していることに応え、上記3つにiPhone、Androidでの利用に対応したインターフェイスを追加。タッチパネルでの利用に最適化したほか、「携帯電話専用画面」よりも直感的な操作を可能にしたという。

 これまで、手軽・迅速に導入できること、クライアント端末にメールデータを残さないため情報漏えいリスクを抑えられること、グループウェアなど既存システムとも連携できることなどが支持され、セキュリティ面、コスト面でシビアな管理が求められる区役所や大学、サテライトオフィスを設置・廃棄する機会が多い建設業など、幅広い業種に導入されてきた。今回のスマートフォン対応により、さらにユーザー企業の幅が広がると見込んでいるという。

写真 キヤノンソフト情報システム 管理本部 総務部 東京総務グループ主任の山野雄也氏

 価格はユーザーライセンス制で、50ユーザー向けが30万円、250ユーザー向けが100万円、500ユーザー向けが170万円、1000ユーザー向けが230万円。

 キヤノンソフト情報システム 管理本部 総務部 東京総務グループ主任の山野雄也氏は、「CatchMe@MAIL Plus は滑らかな書体を採用したUIの見やすさ、操作性の良さが1つの特徴。また、Windows環境で動作するため、多くの企業にとって導入しやすいほか、100%自社開発製品のため、カスタマイズや既存システムとの連携に柔軟に対応できる点もポイントだ。スマートフォンがますます一般化しつつある今、本製品でより多くの企業のコミュニケーションを支援していきたい」と話している。

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