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» 2011年11月07日 00時00分 公開

テスティングフレームワーク(てすてぃんぐふれーむわーく)情報システム用語事典

testing framework / テスティングフレームワーク

[@IT情報マネジメント編集部,@IT]

 ソフトウェアテストの自動実行プログラムの作成、テスト結果の自動判定や自動集計などの機能を提供するソフトウェアフレームワークのこと。

 テスティングフレームワークの起源は「SUnit」とされる。これはエクストリームプログラミングテスト駆動開発で知られるケント・ベック(Kent Beck)が1992年ごろに開発したもので、Smalltalk環境でユニットテストの作業を簡素化するためのシンプルなフレームワークだった。

 ベックがこのテスティングアーキテクチャをオブジェクト指向の国際会議OOPSLA(1997年)で公開すると、デザインパターンで知られるエーリヒ・ガンマ(Erich Gamma)が興味を持った。2人はペアプログラミングテストファーストを駆使して、Java向けのユニットテスティングフレームワーク「JUnit」を書いた。JUnitはJavaやXPとともに次第に普及、テスティングフレームワークの存在が一般化した。その後、ほかの言語系にも移植が進み、xUnitと総称されている。

 現在ではxUnitとは別系統のユニットテスティングフレームワーク、あるいはユニットテスト以外のテストを適用領域とするテスティングフレームワークも登場している。

参考文献

▼「Simple Smalltalk Testing: With Patterns」 Kent Beck=著/1989年[HTMLHTML

▼『eXtreme Programmingテスト技法——xUnitではじめる実践XPプログラミング』 日本XPユーザグループ=著/長瀬嘉秀=監修/翔泳社/2001年11月

▼『自動ソフトウェアテスト——導入から、管理・実践まで効果的な自動テスト環境の構築を目指して』 エルフリード・ダスティン、ジェフ・ラシュカ、・ポール=著/向井清=訳/ピアソン・エデュケーション/2002年10月(『Automated Software Testing: Introduction, Management, and Performance』の邦訳)


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