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【2025年9月版】「EDIシステム」ユーザー満足度ランキング TOP5|口コミ評価もチェック

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ITセレクト編集部
/発注ナビ株式会社

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2025年9月版「EDIシステム」ユーザー満足度ランキング

企業間取引において、受発注や請求、出荷といったビジネス文書のやり取りは不可欠ですが、いまだにFAXや電話、メールといった手作業による処理が多く残っているシーンも多く見られます。これらの作業は入力ミスや処理遅延、そして人件費の増大という課題を常に抱えており、早期の対応・対策が望まれます。

こうした情報のやりとりにおける課題をデジタル化やAIで効果的に解決するITツールが「EDIシステム」です。

本記事では、実際にシステムを導入・利用しているユーザーの評価に基づき、ユーザー評価・満足度の高いEDIシステム製品をランキング形式でご紹介。併せて、EDIシステム導入がもたらすメリット、そして自社に最適な製品を選定するためのチェックポイントを解説します。ツールの特徴を理解し、自社のビジネスを大きく前進させるシステム選定計画の一助としてください。

※本ランキングと製品満足度はのデータを利用しています

機能比較で探す!「EDIシステム」おすすめ製品一覧

EDI(電子データ交換)とは?

EDI(Electronic Data Interchange:電子データ交換)とは、異なる企業間で商取引に関する各種情報(受発注データ、請求書、支払通知など)を、通信回線を通じてコンピュータ間で交換するための仕組みです。これらのデータは、あらかじめ定められた標準的な電子フォーマットに変換されてやり取りされます。

EDIを導入することで、紙の書類や手作業によるデータ入力を排除し、取引プロセス全体を自動化できます。このことは業務効率化だけでなく、データの正確性向上、商取引のリードタイム短縮、そしてサプライチェーン全体の最適化に直結する重要な取り組みとなります。

 

詳細はこの1ページで解決!「EDIシステム」の主な機能、メリット・デメリット、製品選定のポイントを分かりやすく解説

EDI(電子データ交換)入門ガイド|EDIの仕組みと種類、システム導入のメリット、使い方を分かりやすく解説

こちらもぜひ一緒に!Web-EDIとは? EDIとの違い、特徴と導入後のメリット/デメリットを解説

「EDIシステム」製品満足度ランキング【2025年9月版】

※本ランキングと製品満足度はのデータを利用しています。2025年9月時点

TS-BASE 受発注 主機能:受発注システム

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TS-BASE 受発注

竹田印刷株式会社

4.4

4

  • 印刷会社が自社の経験から作ったシステム。製品、販促物や備品の管理もお任せください
  • 受注・在庫管理・発注業務を効率化できる、3つのシステムと50種類以上の機能を提供
  • 業務フローに合わせた細かいプラン設定と、個社ごとに伴走する提案力が自慢

製品詳細を見る

詳細と利用者の口コミを見るFAXや電話、メールに頼りがちだった「受発注業務のデジタル化」に特化し、複数の取引先からの注文データをクラウドで一元管理するクラウド型サービス。発注側・受注側双方の入力や集計の作業負荷を軽減し、業務効率向上に貢献。

Biware EDI Station 2

Biware EDI Station 2

株式会社インターコム

4.8

4

Biware EDI Station 2は流通・製造・金融をはじめ、多様な業界で利用されているオンプレミスEDIサーバーです。インターネット上での受発注業務はもちろん、レガシーシステムでの受発注業務も一元管理できます。シリーズ累計で65,000社以上が導入した実績があり、受発注をはじめとする企業間取引の効率化を支援しています。

Biware EDI Station 2は、Web APIや、他製品サービスとの接続のためのアダプター、プログラム呼出など、多彩な方式での業務システム連携が可能であり、企業における業務全体の効率化を促進します。

<Biware EDI Station 2の特長>
●ジョブフローを定義してEDI受発注業務を簡素化
自動処理のルールとなるジョブフロー(ワークフロー)の定義をノンプログラミングで手軽に作成できます。

●EDIに必要な機能をオールインワンで搭載
EDIの運用に必要な基幹システムとの連携やスケジュール・履歴管理、送受信データの変換、各業界で使用されている通信手順をオールインワンで提供します。

●AnserDATAPORT接続検証済み
NTTデータが提供する閉域IP網「Connecure」を経由した全銀TCP/IP手順で、AnserDATAPORTとの接続が可能です。

●ひかり電話「データコネクト」接続検証済み
フレッツ光のひかり電話を利用したデータコネクト接続で、全銀TCP/IP手順(インターネット)および全銀TCP/IP(電話回線/ISDN)のEDI通信が可能です。

●柔軟なデータ変換で取引データを自動処理
自社基幹データとEDI業界標準データの相互変換を実現します。さらに受信した取引データに対し、明細(レコード)単位でデータを並び替えることができます。

製品詳細を見る

詳細と利用者の口コミを見る多様な通信プロトコル(レガシーからインターネット系まで)やデータフォーマットに対応し、企業間取引のデータ連携を確実に実現するEDIソフトウェアパッケージ。セキュリティを確保しながら、安定した取引環境の構築を支援。

ACMS WebFramer

ACMS WebFramer

株式会社データ・アプリケーション

4.5

1

ACMS WebFramerは、企業間取引をIT化して効率化するWeb-EDIシステムを構築するためのプラットフォーム製品です。

業務管理やアカウント管理、セキュリティポリシー管理など、Web-EDIとして不可欠な管理機能を搭載した「管理機能」と、業務データベースやWeb画面レイアウトなどを設定するだけでWebアプリケーションを自動生成可能なオプション機能である「Webアプリケーション構築支援ツール」から構成されています。

<ACMS WebFramerの特長>
●自由度や柔軟性の高いWeb-EDIシステムを構築
Web-EDIシステム用の構築基盤である当製品では、画面上で操作する設定情報の登録・変更だけで業務データベースやWeb画面のレイアウトなどさまざまな開発が可能です。また、用途に合わせてさまざまな帳票をレイアウト可能。帳票を動的にPDF化し出力する機能も提供します。

これにより、スクラッチ開発のような自由度を残しつつ、ノーコード開発の工数削減効果を生かしたWeb-EDIシステム構築を進めることが可能です。Web-EDI業務の迅速な立ち上げを支援するため、アプリケーションサンプルやWebアプリケーションテンプレートも提供しています。

●Web-EDI業務のミスを防ぐ機能を搭載
業務においてEDIシステムを扱う際に役立つ各種機能を搭載。新着情報通知やメール通知といった業務の対応漏れを防ぐ仕組みを提供するほか、項目入力時のエラーチェックなど、Web-EDI業務担当者の運用負荷軽減に役立つ入力支援機能も豊富です。製造業にて利用される「受注残管理」にも対応可能です。

製品詳細を見る

詳細と利用者の口コミを見るブラウザベースのWeb-EDI環境を迅速かつ柔軟に構築できるパッケージ。取引先ごとに異なるEDI要件や画面設計に対応できる自由度の高さを持ち、サプライチェーン全体のデジタル化に寄与。

(4) EDI/EAIデータ変換ソフト Biware EasyExchange

EDI/EAIデータ変換ソフト
Biware EasyExchange

株式会社インターコム

4.1

2

Biware EasyExchangeは、企業間EDI(電子データ交換)や企業内の異なるシステム同士のデータ連携に必要とされるデータ変換を簡単に実行できる汎用トランスレーターです。

企業は、それぞれ異なるデータフォーマットを採用しており、取引先のデータを自社システムに取り込むためにはデータ変換処理が必要になることが一般的です。Biware Easy Exchangeでは、CII標準や流通BMS(流通ビジネスメッセージ標準)をはじめ、UN/EDIFACT、固定長、CSV、XML、データベース(Microsoft SQL ServerやOracle DB)など、さまざまなデータフォーマットに対応しているため、シームレスな企業間EDIを実現できます。

<主な特長>

●さまざまなデータフォーマットや文字コード変換に対応

先述した多彩なデータフォーマットに対応するほか、社内の1ローカルファイルを複数の標準ファイルへ変換するといった1対nのファイル分割変換・結合変換も可能です。さらに、ホストコードなど国内で利用されているさまざまな文字コードにも対応しています。

●高速処理を実現するデータ変換エンジン
通常、文字コードの変換は一文字ずつ順に変換処理を行うため、多大な負荷や時間がかかります。しかし、Biware EasyExchangeでは継続的にデータ変換エンジンの改良を行っており、文字コードの変換やデータ処理の高速化を実現しています。

●操作性に優れたデータマッピング
GUIベースのマッピング(データレイアウト変換)ツールを利用しているため、ドラッグ&ドロップ操作でレイアウト変換のルールを設定できます。さらに、文字列の置き換えや削除などレイアウト変換時の編集付加処理を定義するロジックコントロールについても、GUI上から設定可能。「商品名」や「価格」など変換元と変換先の同一項目同士を自動的にマッピングさせる機能も搭載しています。

製品詳細を見る

詳細と利用者の口コミを見るEDIやEAIにおいて、社内システムと社外の取引先間で必要となる、異なるデータフォーマット間の変換処理に特化したソフトウェア。手作業でのデータ加工を排除し、正確なデータ連携と業務の迅速化を実現

(5) EOS名人.NET

EOS名人.NET

ユーザックシステム株式会社

4

3

EOS名人.NETは、流通BMSやWeb-EDI、メールEDIなどさまざまな受発注形式を一元管理できるEDIシステムです。多岐にわたる小売業とのEDIに対応可能です。

データの送受信といった基本的な機能はもちろん、データの訂正や緊急での発注入力、納品書・納入明細書・ピッキングリストの発行など、EDI業務にとって必須の機能を標準搭載しています。基幹システムや物流システムとのシームレスな連携もでき、変化の激しいビジネス環境にも柔軟に対応可能なシステムです。

<EOS名人.NETの特長>
●流通BMS、全銀TCP/IP広域IP網に対応
流通BMS(JX手順)、全銀TCP/IP広域IP網に対応しているため、量販店やスーパー、ドラッグチェーンなど、あらゆる取引先からのオンライン受注をワンシステムで構築できます。これにより、取引先ごとにソフトやPCを使い分ける必要はありません。

●コスト削減や短納期開発に役立つ支援機能
データレイアウトの変更や追加が生じた際にパラメータ設定のみ簡単に対応できるマッピング機能を提供しています。新たな取引先とのEDIを構築したり基幹システムとデータ連携させたりする際に、プログラムレスで改修が可能。取引先ごとに異なるデータフォーマットの変換作業にも役立ちます。

●法改正や内部統制にも対応
電帳法対応クラウドオプションを利用すれば、改正電子帳簿保存法に完全対応できます。EOS名人.NET経由で送受信処理を行うと、クラウドへの自動保存も可能となります。改正帳簿電子法へ対応するために、日々の業務内容を変える必要はありません。そのほか、インボイス制度への対応や、利用者認証や操作ログ保存といった内部統制強化に対応するための機能も備わっています。

製品詳細を見る

詳細と利用者の口コミを見る流通業界の標準規格である流通BMSに対応したWeb-EDIシステム。発注、出荷、受領などの業務データの効率的な交換が可能。中小規模の取引先にも導入しやすい工夫とともに、流通取引の円滑化も含めた支援が可能。

このほかにもおすすめの製品があります。搭載機能や特徴、評価/口コミ数などで絞り込み/並べかえができる「おすすめEDIシステム一覧&検索&比較コーナー」をぜひお試しください。またITセレクトでは、IT製品・サービス選定に詳しい専門スタッフに聞ける「ITセレクトのコンシェルジュ相談サービス(無料)」も用意しています。こちらもぜひご活用ください!

 

併せてチェック!EDIの標準フォーマットとプロトコル

EDIシステム導入のメリット

EDIシステムを導入することで、企業は従来の商取引プロセスから脱却し、以下のような具体的なメリットを享受できます。

  • 業務処理の自動化と効率化、コスト削減を実現する
  • データ精度が向上する
  • 商取引のリードタイムを短縮できる

業務処理の自動化と効率化

EDIシステムは、これまで人が行っていた受発注データの入力、伝票作成、FAX送信といった一連の手作業をシステムが自動で処理します。これにより、従業員は定型業務から解放され、より戦略的で付加価値の高い業務に集中できるようになります。

特に、取引量の多い企業ほど大幅な業務効率の向上が見込めます。

データ精度の向上とコスト削減

手作業によるデータ入力が不要になるため、入力ミスや転記ミスといったヒューマンエラーを根本的に排除できます。データの正確性が高まることで、誤出荷や誤請求といったトラブルが減少し、その対応にかかるコストを削減できます。

また、紙の伝票、印刷代、郵送費といった事務処理コストも同時に削減できます。

商取引のリードタイム短縮

注文からデータ処理、出荷指示までの時間が大幅に短縮されます。これにより、商取引全体のサイクルが加速し、在庫の最適化や欠品機会の損失防止に貢献します。

迅速な取引が可能になることは、顧客満足度の向上や、市場の変化への柔軟な対応力にもつながります。

成功へつなぐEDIシステム選定のチェックリスト

EDIシステムを導入する際は、以下のチェックポイントを参考に、自社の取引要件と将来の拡張性を見据えた製品を選びましょう。

  • 対応プロトコルとデータ形式の汎用性
  • 既存の基幹システムとの連携性
  • 取引先の導入負担とサポート体制

対応プロトコルとデータ形式の汎用性

EDIシステムは、取引先が利用するさまざまな通信手段(例:JCA手順、全銀協手順、Web-EDI、EDIINT AS2など)やデータ形式(例:流通BMS、標準EDIフォーマット、独自フォーマット)に対応できるかを確認することが重要です。特に取引先が多い場合、汎用性が低いと、そのEDIシステムを使えない取引先が残り、業務効率化が進まないリスクがあります。

既存の基幹システムとの連携性

EDIシステムが処理した取引データ(受発注や請求)は、社内の販売管理システム、在庫管理システム(WMS)、会計システムといった基幹システムと連携する必要があります。データ連携がスムーズに行えるか、またはAPIやデータ変換ツールが用意されているかを確認し、社内プロセスの自動化を最大限に引き出せるかが選定の鍵となります。

取引先の導入負担とサポート体制

自社がシステムを導入しても、取引先がスムーズに利用できなければ効果は半減します。特に中小の取引先が多い場合、複雑な専用クライアントソフトではなく、Webブラウザのみで利用できるWeb-EDI形式が適している場合があります。取引先への導入サポート体制や、操作マニュアルの提供が充実しているかも重要なチェックポイントです。

 

おすすめSaaS導入前に考慮しておくべき3つの基本ポイント SaaS導入前に考慮しておくべき3つのポイント

EDIシステム人気ランキングのまとめと今後の計画ポイント

EDIシステムは単なるITツールではなく、企業間の取引を円滑にし、サプライチェーン全体の効率と透明性を高める、とても重要なインフラと位置付けられます。

今回ランクインした製品は、それぞれ得意とする機能や業務、対象とする業界別に特徴があり、多くの導入社/実務担当者によって評価されていることも分かる有効な選定指標となるでしょう。それに加えて、システム選びに最も重要なのはやはり「主要な取引先が求める規格やプロトコルに正しく対応できるか」の点となります。

これに向けて、まずは主要な取引先との間で利用されているEDI規格や通信方式を整理するとよいでしょう。その上で上述したチェックリストとともに、複数の製品を比較検討してみることをおすすめします。

もし「自社に合うIT製品・サービスが分からない」「どう探せばよいのか分からない」とお困りでしたら、あるいは「おすすめ製品・ベンダーを紹介してほしい」「詳しい人に相談したい」のような希望がありましたら、適切なIT製品・サービス選定に詳しいIT専門スタッフに聞ける・相談できるITセレクトのコンシェルジュ相談サービスを用意しています。ぜひご利用ください。(無料です!)

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