Apple、iTunesのDRM技術破りに対処
米Apple Computerは3月21日、iTunes Music StoreからDRMなしで楽曲を購入できてしまう「セキュリティホール」をふさいだことを認めた。このホールをふさいだ結果、iTunes 4.7よりも前のバージョンを利用しているユーザーが引き続き楽曲を購入するためにはアップグレードが必要になる。今回のアップデートにより、PyMusiqueのユーザーも締め出される。PyMusiqueは、iTunes Music Storeの代替インタフェースとして機能するWindows/Linux版のソフトアプリケーション。
PyMusiqueは「DVDヨン」ことヨン・ヨハンセン氏ら数人のプログラマーが開発したソフト。iTunes Music Storeアカウントの登録、楽曲購入、購入後の再ダウンロードなどができるほか、特筆すべき機能としてPyMusiqueを使って購入・ダウンロードした楽曲は、本来のiTunesを使って購入した全楽曲に組み込まれているDRM技術のFairPlayで暗号化されていない。
「最近悪用されたiTunes Music Storeのセキュリティホールはふさがれた。その結果、iTunes Music StoreではiTunesバージョン4.7を使っている顧客にのみ音楽を販売することになる」。AppleはMacCentralに寄せたコメントでこう説明している。「iTunesの旧バージョンを使っている顧客(およそ15%のみ)が購入を続けるためにはiTunes 4.7への無償アップグレードが必要になる」
本稿掲載段階でヨン・ヨハンセン氏からのコメントは得られなかった。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
PHP脆弱性“PoCフライング公開”の経緯、支援財団が公表 混乱広げた企業を名指しで批判
-
2
AIに200万円渡してネットショップを1年運営させてみた──Alibabaの研究者らがシミュレーション 資産14倍の例も
-
3
PHP脆弱性でいち早くサービス停止したコドモン 背景に「被害が出てからでは取り消せない」
-
4
人に注射を打てる「サイボーグゴキブリ」の群れが、がれき下の被災者を救助? 実験成功率72%
-
5
カプコン、1177万件漏えい 不正アクセスで
-
6
「GitLab」に深刻度“最大”の脆弱性 認証なしで任意のコード実行の恐れ、修正版適用を CVSS「10.0」
-
7
高市総理、サイバーセキュリティの本を出していた しかも“PHP”から
-
8
旅行ゲーム「ワールドクエスト」、PHP脆弱性で即日サービス終了 「古い仕組みのため対策とれず」
-
9
認証局eMudhraの中間証明書、秘密鍵が「数ミリ秒」で復元可能な脆弱性 大手各社が緊急遮断
-
10
PHPに「緊急」レベルの脆弱性2件 修正版を日本時間21日深夜に公開へ、事前準備を呼び掛け
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR