ニコン、スタイリッシュな薄型大画面デジカメ「COOLPIX S3」

[ITmedia]

　ニコンは、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S3」を9月23日に発売する。「COOLPIX S1」の後継となるスタイリッシュな薄型大画面デジカメ。価格はオープンプライスで、店頭では4万円前後で販売される見込みだ。

左から「クリームホワイト」「フロストシルバー」「ノーブルワイン」。IDEEデザインの専用ケースも同時に発売する

　S1譲りの屈曲光学系レンズによる3倍ズームを搭載。35mm判換算で35〜105mm相当のズーム撮影が行える。CCDはS1の510万画素から600万画素にグレードアップ。液晶ディスプレイは従来と同じ11万画素の2.5型TFTだ。撮影時の最大画像サイズは2816×2112ピクセル。付属のリチウムイオンバッテリー（EN-EL8）は、1回の充電で約190コマの撮影が行える。

　また、人物を美しく撮影するため、3つの機能を搭載した点も特長だ。ポートレートモード時にカメラが自動的にフレーム内にある人物の顔を認識してピントを合わせる「顔認識AF」、フラッシュ撮影で発生した「赤目」を自動検出し、デジタル処理で軽減させる「アドバンスト赤目軽減機能」、逆光やフラッシュ撮影時の光量不足で発生したアンダー部分のみを検出し、再生時にカメラ内で適正な露出に自動補正する「D-ライティング」を搭載した。ニコンでは、これらを総称して「フェイスクリアー機能」と呼ぶ。

　本体サイズは、約89.9（幅）×57.5（高さ）×19.7（厚さ）ミリ。重量は約118グラム（バッテリー、SDカード除く）。

　同時に発売される専用ケース「CS-NH7 designed by IDEE」は、家具やインテリア用品で知られるIDEEがデザインしたフラットカバー付き。液晶画面のクリーナーとして使えるIDEEネームタグが付属している（オープンプライス）。このほか、本革製のレザーケース「CS-NH6」（ブラック、ホワイト、ウォーターブルー、各3570円）や、水深40メートルまで使用可能なウォータープルーフケース「WP-CP5」（オープンプライス）も発売する。