東京おもちゃショー2006
サルがいる生活、2万9400円
東京おもちゃショーのタカラトミーブースでは、スーツと革靴を身につけた猿が重役椅子にふんぞり返っていた。しかもこの猿、とても感情表現が豊か。怒ったり、怖がったり、喜んだり……頭を撫でると気持ちよさそうな表情を浮かべたりもする。
もちろん本物ではない。映画に使われるアニマトロニクス技術と特殊メイクを駆使して作られたダミーロボット「APEMAN」(エイプマン)だ。開発したのは「ロボサピエン」でお馴染みの米Wow Wee。タカラトミーが国内販売権を獲得し、10月に発売する予定だという。価格は2万9400円。なお、上の写真は展示会用の演出で、製品版は下の写真のように頭部のみとなる。
ハリウッドの特殊メイクアップアーティストが手がけた皮膚は、柔らかいフォームラバー製。眼球や歯、舌などもリアルに再現され、瞼や唇、鼻など実に40箇所もの稼働部を持つという。プロポに似たコントローラを使い、遠隔操作することも可能。その動きは細かく、表情だけなら、あのパンダスーツをも凌ぐかもしれない。
さらにタッチセンサー(触覚)やステレオのサウンドシステム(聴覚)、ビジョンセンサー(視覚)を備えており、感情を表現するなどインタラクティブな動作が可能だ。
「まるで生きているような様は、見る人をきっと驚かせます」(同社)。
やはり用途はそれですか。
進化した類人猿型ロボ
APEMANの隣には、本家「ロボサピエン」もいた。3代目(タカラトミーが販売するものとしては2代目)となる類人猿型ロボは、なんだかスマート。おちょぼ口でいかり肩だった初代に比べると人間に近づいた印象だ。文字通り“進化”したらしい。
赤外線コントローラによって多彩なアクションを繰り出すのは従来と同じだ。コントローラは、ゲーム機のものに似た形になり、操作性も向上した。
機能面では、「うつ伏せの状態から自分で起きあがることができるようになった」ほか、APEMANと同様に視覚や聴覚を持つ。たとえば、ボーっとしているArmstrongに緑色のボールを見せると、最初は驚いたように反応し、次にボールの動きを目で追いかけ始めるといった具合だ。
「動きや色、音に反応するインタラクティブ性を備えています。目のビジョンシステムは、RGB(赤、緑、青)を区別できます」(同社)。
Armstrongは10月発売予定。価格は3万9900円と、進化したぶん高くなっている。また同社では、ロボサピエンのシリーズ化を検討中だ。「来春には拡張性に優れた上位機種が登場する」(同社)。
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