セイコーエプソンは11月22日、「地上デジタル放送の意識調査」結果を発表した。これによると「地上デジタル放送」という言葉の認知は99%に達したが、主婦の半数は詳しい内容を知らないという。
調査は、男性ビジネスマン、専業主婦、中高年の各100人を対象にインターネット・アンケート形式で実施した。実施期間は2006年10月25日から10月30日。
「詳しい内容まで知らない」と回答した人は全体で約39%。主婦層は56%と突出していた。また、地上デジタル放送の特徴を項目ごとに挙げたところ、「画質・音質がよくなる」「受信可能な製品が必要」は8割の人が理解していたものの、それ以外の項目については主婦層の認知が軒並み低かった。とくに「データ放送」や視聴者参加型の「双方向サービス」といった特徴については十分理解されていないという。
なお、説明文を読んだ後で活用意向を訊ねたところ、「是非、活用したい」と回答した人が男性ビジネスマンで18%、中高年で17%だったのに対し、主婦層は38%と高かった。
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