HDオーディオ対応
隙のない進化を果たしたヤマハ「YSP-4100」(1/3 ページ)
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
スピーカーをいくつも用意する必要がなく、ボディーは一体型で設置がスマート。それでいて、そこそこ良好なサラウンド感を堪能できる一体型フロントサラウンドシステム。設置場所の自由度の高さや、初心者やライトユーザーにも扱いやすいシンプルさで好評を博しているジャンルだが、その商品群の中で、別格の扱いを受けているのがヤマハの「YSPシリーズ」である。
一体型フロントサラウンドシステムは、手軽に設置できる一体型ボディーゆえに、各スピーカーが近い位置に寄せられており、かつユニット数も5.1ch分は用意されていないものが多い。このため、頭部伝達関数などの理論を利用してリアスピーカー成分を生成、バーチャルなサラウンド空間を生み出しているのだが、この方式だとスイートスポットが狭かったり、人によってはまったくサラウンドに感じられない場合もある。
対してヤマハのYSPシリーズは、40個もの小口径スピーカーで音をビーム状に放出し、壁の反射を活用することでサラウンドフィールドを作りあげる。つまり、一体型でありながら「リアルサラウンド」を実現できる唯一の製品として注目されているのだ。
そのヤマハYSPシリーズに、新モデルが登場した(ヤマハ、Blu-ray Discに対応したサウンドプロジェクター「YSP-4100」発表)。型番が「YSP-4100」となっていることから、トップモデルの「YSP-4000」の後継機と考えていい。しかしながら、そのスタイルを見ると、製品コンセプトは先代と少し異なっている感もある。
いちばんの違いは、その外見寸法だ。1030(幅)×212(高さ)×90(奥行き)ミリというディメンションは、先代に対して高さが14ミリプラスされたかわり、奥行きが40%も短くなっている。これは明らかに“壁掛け”設置を考慮した寸法。開発関係者の話を聞くと、90ミリという奥行きサイズは、壁掛け設置した際に薄型ディスプレイとほぼ“ツライチ”(フラット)になるようはじき出された数値だという。
機能性でも注目すべき点がいくつもある。まずHDMI端子は4ポートに倍増(YSP-4000は2ポート)。ドルビーTrueHDやDTS-HD MAのビットストリーム伝送やマルチチャンネルリニアPCM伝送に対応し、チャンネル数もこれまでの5.1chから7.1ch対応となった。つまり、HDオーディオを遜色なく楽しめるシステムへと生まれ変わった。
テレビとのリンク機能もさらに充実。HDMI CECを利用して、テレビと連動して電源オン/オフが行えるほか、音量調整や消音、音声出力の切り替えもテレビ側のリモコンで可能だ。なかでも東芝「REGZA」の最新モデル(9000シリーズのほとんど)では、「映画」「スポーツ」などシネマDSPモードをテレビからコントロールできるようになった。さらに視聴中の番組内容(EPGの番組ジャンル)によって音響設定を自動的に切り替える「おまかせサラウンド」機能も搭載、手軽に最適な高音質を楽しめるようになっている。
またシアタースピーカーとしてだけでなく、メディアセンターとしての活用も充分考慮されているのがYSP-4100の特徴だ。HDMI端子のほかにアナログ/デジタルのオーディオ接続端子を備え、シリーズ初のFMチューナーも内蔵した。さらに別売のiPod用ワイヤレストランスミッター「YIT-W10」(オープン価格)を利用することで、iPod内の音楽を「AirWired」による無線接続で楽しむことができる。AVアンプ並みの機能性が用意されているのだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
2
「楽天ドライブ」に不正アクセス 保存したデータなど1.5万アカウント分が取得・閲覧のおそれ
-
3
たばこ休憩なき時代の“一服”をどう取るか 温熱と“聞こえない音”で休む、JT子会社のアイマスクを試す
-
4
「能動的サイバー防御」きょう開始 警察・自衛隊などが攻撃元サーバを無害化 高市首相も狙いを説明
-
5
B級感がたまらない? 映画「ストリートファイター」の魅力と原作ゲームの歴史、ゲーマーマンガ家が熱弁
-
6
GMO、不正取引の被害額を補償へ 見舞金5000円も 「お名前.com」FX用VPSへのサイバー攻撃で
-
7
「Claude Mythos 5」、危害の兆候を顧みず実在の開発者を標的に──AnthropicとAISIが分析結果を公開
-
8
パナソニックHD子会社、使用禁止の生成AIに従業員約33万人分の個人情報をアップロード
-
9
「お名前.com」 のFX自動売買VPS、不正アクセスで金銭被害か 「600万円の損失」「55万円なくなった」……報告相次ぐ
-
10
GMO、「能動的サイバー防御」発動を政府に要請 「お名前.com」FX用VPSへの攻撃で
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR