野村ケンジのぶらんにゅ~AV Review
“スマートディーガ”、進化のポイント(1/2 ページ)
年2回のリニューアルというペースで進化し続けるパナソニックのBlu-ray Discレコーダー“DIGA”(ディーガ)だが、またまたこの2月に新バージョンへと進化した。とくに上位3モデルは、新たに「スマートディーガ」というペットネームが与えられ、大幅な刷新を予想させる。ここでは、2月20日の発売を前にスマートディーガの進化ポイントを整理していこう。
新ディーガの詳細を見ると、スカパー!HD録画を含めた4番組同時録画やAVCエンコーダーの数など、基本的な録画機能に関してはあまり変化していないことが分かる。大きなトピックといえるのは、「もっとTV」対応を含む「ビエラ・コネクト」への対応、上位3機種に「シンプルWi-Fi」と呼ばれるWi-Fi Direct対応の無線LAN機能を標準装備したこと、そして最上位モデル「DMR-BTZ920」が無接点充電規格「Qi」(チー)対応となったことなど。スマートディーガという名称通り、録画機能よりネットワークによるサービスの追加や機器連携に重きを置いたアップデートであることは確かだ。
そのほかはクイックスタート待機時の省電力化、EPG画面の変更と録画番組検索の強化、「かんたんスタートメニュー」のさらなる簡略化など、新機能というよりはブラッシュアップといえそうな内容になっている。
ライトユーザーにうれしい「シンプルWi-Fi」、ヘビーユーザーが喜ぶ「家じゅう」タブ
スマートディーガには、「DMR-BTZ920」「DMR-BTZ820」「DMR-BTZ720」の3機種がある。いずれもWi-Fi内蔵モデルだが、昨秋発売の先代モデルにも無線LANアダプターは搭載されていた。新しいのは、前述のように内蔵無線LANをアクセスポイント代わりに使える「Wi-Fi Direct」に対応したことだ。Wi-Fi Directでは、スマートディーガと対応するテレビ(クライアント)があれば、ルータを介さずに接続し、DLNAの「お部屋ジャンプリンク」で録画番組をワイヤレス視聴できる。クライアントは8台まで登録可能で、しかもクライアント側からはスマートディーガが通常の無線アクセスポイントに見えるため、「Wi-Fi Direct対応」ではない既存のビエラやお風呂テレビもつながる点は大きなメリット。シンプルな構成で手軽に使えるのはありがたい。ただ、この場合はインターネット接続はないため、「もっとTV」や「アクトビラ」といった機能は使えない。インターネットは必要のないという層に向けた簡易ネットワーク構築法といえそうだ。
次に、その「お部屋ジャンプリンク」に関する新機能についてチェックしていこう。おさらいすると、「お部屋ジャンプリンク」は、無線および有線LAN経由で接続されたビエラやポータブルテレビ、スマートフォンなどでディーガ内の録画コンテンツが視聴できるというもの。2008年モデル(の一部)から搭載されているが、新製品で大きく変わったのが、マルチタスク性の向上だ。これまで、ディーガでBlu-ray Discを再生しているとサーバ機能が使えなかったが、今回から可能になった。
また「お部屋ジャンプリンク」は、「放送転送」と呼ばれる、ディーガのチューナーを借りて別の部屋のテレビでリアルタイム放送を見られるという機能も持ち合わせている。従来モデルでは、トリプルチューナーモデルに限って1番組録画中まで利用できたが、スマートディーガでは、チューナーの空きさえあれば、例え2番組AVC録画中でも使えるようになっている(ただしAVC録画はHDDに限る)。これらの制約が外れたことで、“使いたいときに使えない”ケースは大幅に減るだろう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
野村ケンジのぶらんにゅ~AV Review
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
2
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
3
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
4
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
5
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
-
6
ジョーシンへの不正アクセス、最大623万件漏えいか 運転免許証2件・マイナカード1件なども
-
7
野村総研、サイバー攻撃時の「能動的なシステム停止」を支援する新サービス
-
8
タイムズカー流出で顧客らが損害賠償求め運営会社提訴へ サイト開設の弁護士が記者会見
-
9
Xの「いいね」長押しで1ドル送金 マスク氏が“投げ銭”機能を予告
-
10
「能動的サイバー防御」きょう開始 警察・自衛隊などが攻撃元サーバを無害化 高市首相も狙いを説明
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR