iPhone直結も可
ティアック、グランド分離型のイヤフォン出力を備えたDAC搭載ポタアン「HA-P5」――人間工学に基づくデザイン
ティアックは3月16日、DAC内蔵のポータブルヘッドフォンアンプ「HA-P5」を発表した。人間工学に基づくデザインと据え置き機のノウハウを生かした回路構成が特徴で、グランド分離型ヘッドフォン出力も備えている。オープンプライスで3月下旬に発売する。直販価格は5万5000円(税別)。
デザインは人間工学の観点から見直し、軽くて触り心地の良いコンパクトなボディーを目指した。ボリュームノブがボディー上部に埋め込まれたようなスタイルで、誤操作を防ぐとともに、手探りでのボリューム操作も確実に行えるという。
据え置き機のノウハウを生かした回路構成も特徴だ。DAC部は「UD-501」がベース。DACチップはBurrBrown(TI)の「PCM1795」で、最大192kHz/24bitのPCM音源および5.6MHzまでのDSDを再生可能だ。一方のヘッドフォンアンプ部は、プッシュプル回路とオペアンプ(OPA1602)のディスクリート構成によるAB級動作で、「HA-501」の開発で培ったノウハウを注ぎ込み、10Hz~100kHzの周波数特性とS/N比110dBを実現した。
「ノイズの発生を抑えたクリアな回路設計で、ハイレゾ音源が持つ原音そのままのキメの細かさや空気の震えまで、ありのままに伝える」(同社)。
さらにヘッドフォン出力は、3.5mm径のL/Rグランド分離型。対応するイヤフォン/ヘッドフォン(グランド分離型の4極3.5mmプラグ)を使用すれば、チャンネルセパレーションの良い音を楽しめるという。
マスタークロックには44.1kHz系と48kHz系の水晶発振器2基を搭載。再生するファイルのサンプリング周波数系統に合わせた完全な同期が可能となり、正確なD/A変換を実現する。
デジタル入力は、USB A端子とUSB Micro B端子。USB A端子はiOSデバイスとのダイレクト接続に対応し、iPhoneなどと直結が可能だ(Lightning-USBカメラアダプターを使用する必要がない)一方のUSB Micro B端子は、AndroidおよびPC接続用(Windows、Mac OS)いずれも最大192kHz/24bitのPCMおよび5.6MHzまでのDSDを再生できる。なお、それぞれのOS向けにハイレゾ対応再生アプリ「TEAC HR Audio Player」(無償)を用意している。
ほかにも同軸デジタルおよび光デジタル入力(192kHz/24bit対応)やアナログ入力も備えた。さらにアナログライン出力も装備。自宅のアクティブスピーカーやプリメインアンプと接続すれば、オーディオDACとして利用できる。
内蔵のリチウムイオンバッテリーで最長約5時間の連増駆動が可能(デジタル接続時)。ACアダプターは付属していないが、市販の定格1.0A以上のACアダプターを使用すれば急速充電が可能だ。
本体サイズは65.4(幅)×121.4(高さ)×21.6(奥行き)mm。重量は182g。USB-Micro USBケーブル、USB-A DC充電ケーブル、固定用ゴムバンド2個などが付属する。
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