「エマ」のキスシーンを激写してきました:お待ちかね(2/2 ページ)
“キスしてくれる女性型ロボット”としてネットで話題になっているセガトイズの「エマ(E.M.A.)」。実は、エマのキスアクションには4つの種類があり、ユーザーの要求とバッテリーが続く限り、キスし続けてくれることも分かった。
――もう一度聞きます。エマにキスしてもらうには、どうすればいいのでしょう?
エンターテイメント・モードの状態で、左手首にあるジョイスティックのような4方向ポジションセンサーを動かします。そして、エマの顔に自分の顔を近づけると「チュッ」。赤外線センサーがユーザーの顔が近づいたことを判別してキスしてくれるというわけです。インタラクティブな動作なので、顔を近づけるたびにキスしてくれますよ。
キスアクションには、軽い感じの「チュッ」やアメコミっぽい「チューッ、ポン」まで4種類あり、ときどき両手を前に出し、ユーザーの頭を抱えるようなしぐさでキスすることもあります。
――それでは、お待ちかねの動画をどうぞ
――両手をユーザーの頭に回すしぐさがいい感じです
そうですね。われわれも気に入っています。
――コマンド・モードとプログラム・モードについても教えてください。
コマンドは60種類ほどあります。頭を正面に向かせた状態(コマンド・モードに移行)で、例えば頭を押すとデモンストレーションに入ったり、手を押すと歩き出したりと、各所のセンサーおよび両手の4方向ポジションセンサーを使って命令を出します。
製品リリースでは触れていませんが、エマには「バックコーラス」コマンドも用意しています。音楽を流していると、ボーカルの区切りでコーラスを挟みます。
一方のプログラム・モードでは、ユーザーの手でエマを動かすと、その動作を記憶(いわゆる教示機能)して再現します。動作速度を変更することもできますし、80ステップまで記録可能なので、盆踊りでも何でも憶えられるでしょう。
――すでにコアなファン層もできつつありますが、どのようなユーザー層を想定しているのでしょう
われわれも大人向けのロボットを発売するのは初めてで、まだ市場が見えない部分はありますが、やはり20代から40代の男性が中心になるでしょう。ロボットに興味を持っている人から、ロボットアニメで育ったコアな人たちまで楽しめるものになったと思います。
エマは60種ものコマンドを備えていますが、実際には説明書と首っ引きで操作しようとするより、どんな動作が出るか分からない状態で、さまざまな反応をみるほうが楽しめるのではないでしょうか。
エマは、9月下旬に1万8900円で発売される予定だ。なお、6月19日に開幕する「東京おもちゃショー2008」では、セガトイズブースでエマの展示とデモンストレーションが行われる。動作を確認したい人は、21日、22日の一般公開日に東京ビッグサイトへどうぞ。
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